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Le rat mouillé

ポイズン

オペラ座の怪人@ KAAT 神奈川芸術劇場 2017-3-25初日

観劇 オペラ座の怪人 劇団四季 観劇 感想

開幕おめでとうございました。横浜オペラ座ついに初日。



諸事情によりあまり集中できなかった(後述)。


神永ラウル


デビューおめでとうございます。すごく大人で落ち着いたラウル。名古屋の涼太ラウル的な成熟した感じともちょっと違って、元々の素質が冷静沈着っぽい。

「君を思ってやったのだ」は下から入る。やっぱり一直線に入るのは涼太ラウルだけなの?別に低音苦手とかいうわけじゃなさそうなのに…何でだろう。


なまじ冷静なものだから…

ラウルはその後の人生で、包容力を持たざるを得なかった人だと思う。ので、最後は精神的に大人になる。のがスタンダードだと思ってた。

神永ラウルはあまりにも落ち着いているので、逆にその後の人生で例の一件を受け入れきれずに苦しんだり若さ故に傷付けたり傷付けられたりするのだろうなと。普段と逆のことを感じた。


私よくその後の人生がどうとか語ってるけどラブネバーなんとかの存在は無いことになっているのでよろしくで〜す




そうです墓場が三重唱になりました。
いいんですけど、クリスもラウルも真正面を向くからラウルの蚊帳の外感がなくなった。個人的には蚊帳の外感に意味を見出していたので、どう捉えるべきかは考え中。まあ歌詞的には蚊帳の外なんだけど。


演出変更でいうと、TOM転調もあり。山本クリスはこっちのが歌いやすそう!伸び伸びした高音で素敵だった。

早く久保クリスでも聴きたいな。

山本クリス

TOM転調はともかくとして、セリフのトーンが上がったので少女っぽい。聖母みは薄れたかな?少女が最後に聖母になるイメージ。演出変更に合わせてなのかな。

どうでもいいけど何かのインタビューで「クリス演るの1年以上ぶり」と仰っていたけど最後にクリスやってから1年も経ってないよ笑

佐野ファントム

信頼と実績の佐野ファントム。安心する。諸事情あって集中できなかった(後述)けど佐野ファントムのシーンはめちゃめちゃ安心して観られた(ファントムに関わる変更がさほど無かったのもあるけど)。何せ佐野ファントム育ちのオタクだから。以前、あまりにもブログでファントムをスルーしていたので「佐野ファントム様の魅力を忠実に書け!」という嘘みたいなお叱りコメントを頂戴したことがあるけど(まじで原文ママ)(こんな雑魚ブログに何を求めているのか)、私は佐野ファントム大好きだよ。個人的に、自分のオペラ座観は佐野さんの解釈に直結しているので、あえて言葉にするのは難しいんだな。


この記事の後半にある、MOTNのCis-durとAIAOYのDes-durの関係性の話。初耳だったので大変参考になった。大切なことはすべて佐野さんが教えてくれる。

支配人ズ

同級生コンビ〜!同級生だと知ったのもオペラ座のイベントだった。まだ3年前とかなのにすでに懐かしいや。

サイズ感は一緒なのに中身が正反対、というのがね、優勝ですわな🏆



オケは集団インフルにでもなったのか?

声の表情とかお芝居の部分を楽しみたいのに、気が散って仕方なかった。入りやテンポは慣れてくれば大丈夫だと思うし今回はそこの話じゃないです。オケの人が悪いのでもないと思う。

何が問題って、打楽器がほとんど聴こえなかったんだ。なので、締まりがない。金管も層薄くない?だらしないというか、曲が死んでた。悲しい。

バランスが悪くてああなったのか、そもそもそのパート自体が演奏されてなかったのかは分からない。

席的にバランスが悪く聴こえたにしても…それでも席によって曲が死んでしまうレベルでアレなのは、作品的に相当まずいんじゃないの?向こうがまずいと思ってないならちょっと困る。そりゃ多少は我慢するよ初日だから。でもそういうレベルじゃなかった。あれくらいならよくあることだから仕方ないよというのであれば、諦める!悲しい〜!悲しいよ〜!

よく見たら金管ホルン1本しかいない。逆に笑う。確かに金管で派手に鳴らすようなとこは少ないかもわからんけど…

WSSのときのオケはすごくよくて興奮したんだけどな。



この件に関しては様子見です。流石にどうにかしてくれるでしょう。


以上です。

映画『ハルチカ』における音楽的解釈について ※ネタバレあり

映画


映画『ハルチカ』で使用される楽曲について、思ったことを書き記します。



※ネタバレします
※私は専門家ではないので間違いも多々ある、ので、教えて頂きたいです…
※他にもあったらいろいろ知りたいです教えてください…


*オリジナルテーマ「吹奏楽のための狂詩曲『春の光、夏の風』」

1.「亜麻色の髪の乙女」との関係性

主題曲イントロのメロディが、「亜麻色の髪の乙女」の上降するメロディの縮小引用のように聞こえて、まず初見時にハッとして。直感で思っただけなので、上手く説明出来ないけど。

「亜麻色の〜」はチカがフルートを志したはじまりの曲だから、このフレーズから曲が始まっているのだとしたら素敵だなと。狂詩曲という形式は「既存のメロディを引用したりすることが多い*1そうなので、そうだと思いたい。

作曲者である草壁先生がチカの話をどこまで知っていたかはわからないけど、あれだけ行間の多い作品なので、それくらいの深読みは許されるかな、と…。
ていうか楽曲解釈なんて得てしてそんなもんだよなというところあるよね〜こじつけこじつけ。(開き直り)

作曲者の中の人(小瀬村晶さん?)のお話も聞いてみたいな〜。

2.オーケストレーションについて

チカソロ前のフルートの伸ばしと一緒にグリッサンド→伸ばししてるのホルンな気がするんだけどどうだろう?チカの挑戦に寄り添い後押しするハルタ、という関係性が曲の中に見えて素敵だなと思った。いかんせん耳が節穴なもので本当にそうなのかはわからないけど、そう思いたいところ。草壁先生が楽譜に書いていた「ソロは1人という意味じゃない」というところにも繋がるなと思う。

【追記】運指も確認したらやはりGのオクターブでグリッサンド→フルートと同じ伸ばしでした。アルトサックスも入ってるかな?(【追記】いや入ってないですねメロディ吹いてますね恐らく)

【追記】あとこれも。



挙げたらキリがなくなるけど、随所に草壁先生の思いを感じる。


・持ち替えを許さない草壁先生

個々のレベル差が激しい学校の部活動において、どうにかやりくりして持ち替えて初心者をフォローするのはよくあることだと思うのだけど。
委員長さんのフルート持ち替えの申し出を却下する草壁先生の態度に、この曲は部員全員のサウンドに触発されたからこそ完成させることが出来た曲なのだというこだわりを強く感じる。

草壁先生は、コンクールのその先を見ていたんだなぁと思う。もっと大事なことがあると。……話が逸れた。


3.最後の最後に判明する楽曲構成

練習シーンも、コンクールシーンも、曲が鳴るのは途中までで、次のシーンへ移る。最後の演奏シーンで初めて全容が明らかになるわけだ。

ハルタソロから金管をはじめ打楽器木管と増えていってフルートソロに襷を渡して、チカがソロを乗り越えたところでイントロの亜麻色〜のアレ(自己解釈)を挟んでメインのテーマがドラマチックな転調でドーン来て大円団、というその流れがまさにハルチカのストーリーを表していて、本当に何度観ても感動する。よく出来てる。すごい。

・最後の無音

ラストの草壁先生、ハルタ、チカのアップで無音なのが逆に「静寂の音楽」を味わえて良いなと思った。


*サリーガーデン

1.FMはごろも版

よく考えるとリクエスト主がハルタであることを匂わせるシーンがある(後述)が、界雄の件については、わざわざクラリネットのサリーガーデンを流したことには意味があると思いたい派です。

【追記】




2.ハルタによるホルンでの演奏

ここは正直勝利くんの音が流れると思うとめちゃめちゃドキドキしてしまってシーンに集中できない/(^o^)\


3.保健室後、チカが泣いているシーンで流れるサリーガーデン

リクエスト主がハルタだとすると、ここでサリーガーデンが来るのは、チカもリクエスト主に気付いてしまったのだと解釈できる。チカの心にもう一つ重い荷物がドシンとのしかかったような…

私もハルタの悩みにこれっぽっちも気付かなかったので、把握してから観たらチカに感情移入しすぎてしまって胸が苦しかった。ハルタのそのあたりについての描写が控えめなのは、感情移入を引き出す意図もあったりしない?(開き直りリプライズ)


*「はじまりの朝」

物語序盤でチカが走るシーンから流れる「はじまりの朝」と、例のハグシーンで流れるメロディが一緒なので、2人の関係はここから始まっていくと解釈して良いのかな〜と思いました。サントラのタイトルを観たらハグシーンの曲は「ハルタとチカ」(そのまんま)だそうなので、まさにそうかなと。しかしその辺に関しては、淡すぎてわかんねーよ!!!!!という感じだけどそれくらい淡くて微妙〜〜〜な感じが映画全体を観るとバランスいいなと思う。

この記事とは話が逸れるけど、個人的にはこれだと思ってます。






ハルチカはまさしく“音楽が語る”映画だなと思う。もっと詳しく知りたいな〜。





以上です。

王子とこじき@サクラートたどつ(多度津町) 2017-2-18

観劇 王子とこじき 劇団四季 観劇 感想

珍しく現場前に観光したので(前記事)、いろいろあって記憶があまり残っていない。ので印象深かったところを掻い摘んで。


小豆島ね〜まじでマイルスナンバーを口ずさみたくなる島だった、人通りも少ないから普通に口ずさんでた(不審者)、最高に気持ち良かった〜。


というのは置いておいて。



「信じられないのです」のくだり

今回の公演で一番印象深かったのが、このシーン。

涼太マイルスさん、全然、言いづらそうにするでもなく、まるで取るに足らないことのように言ったの。無理と言うものですよ、と。大事なことだけど大したことのない問題、というノリで。あくまで暖かく軽やかに。

それはエドワードへの気遣いだったと思う。とっくに見通されていると感じていたのもあるかもしれない、とも思う。

そして実際に、その頃には取るに足らない事実になっていたのだろうな。と感じられる言い方だった。


それを受けての小松エドワードも、「そう言われても腹が立たない」どころか、むしろ嬉しそうですらあって。すごくスッキリした顔で「この格好じゃ、そうなんだろうな」を言ってて。マイルスにそう思われているのは肌で感じていて、なのに変わらず全幅の信頼を置いてくるマイルスだから、やっと打ち明けてくれてホッとしたのかな、と思うと胸が熱くなる。物語の根幹もそこにあると思う。

(無意識だと思うんだけどね、無意識が見えるお芝居って胸を掴まれるよね。)


エドワードはこれまで、王子という「身分」によってのみ信頼されてきたのだろうと思うから。生身の自分を信頼してくれたのは母と父(と一応トムも)だけで、だからこそ“暴君”ヘンリー8世だったとしても、こだわり続けていたのだと思うし。


ほんと、ここに来るまでに、2人の信頼関係における壁は「信じられないのです」の件だけになってたんだろうな、と感じられる雰囲気で、すごく良かった。まあそうでもなければ鞭打ち身代わりしないし伯爵の位も授けないわな。


ほんと、良かった。深まる〜。一つの正解を見た気がする。正解は一つではないが。現時点の小松エドワードと涼太マイルスとしての正解を。まあ妄想だけど〜!



しかし1幕の小松さんは心配になってしまった、2幕は持ち直してグーン行ったから不調ではないと思うけど…ただ、このパターンはこないだもだった気がするので、意図的なものなのかもしれない?私が読み取れていないだけなのかもしれない。

実際そのせいでか、1幕木内トムとの関係性が原作寄りになった気がした。トムの前で子どもらしい笑顔を見せるところは相変わらずだけど、身分差の意識も少なからず感じるというか…それは本当に薄っすらとだけだったんだけど。
その印象を濃くしたのは、「エドワード6世陛下の誕生です」でガバッと顔をあげた時の表情。
いつだったかこのシーンで「自分のせいでトムを巻き込んでしまった!」という自分に対する責めの表情をしていたけど、
今回は憤りが見えたというか。立場・居場所を奪われることへの憤怒。これがトムに対してなのかはわからないけど、個人的な直感としては、トムに裏切られたような、疑うような心持ちに見えた。トム悪くないんだけど。

父が亡くなったタイミングだから、このときエドワードが縋れるものは「身分」だけになってしまったように感じたのかもしれない。だからこそ立場を奪われることに敏感になっていたのかな、と、そんなことを考えた。


しかし、2幕、ほんと、素晴らしかったと思う👏🏻
某さんが小道具ヒュンッッッと吹っ飛ばした以外は。(笑)


高瀬泥棒ちゃんはユーゴーに拾われず野放しになってたら泥棒より酷い道に進んでいた気がするので、ユーゴーに拾われて良かった。(そもそも拾われた云々が私の妄想)
年齢設定が低めに見える1枠泥棒ちゃんは、酷い目に遭わされたときに理由も理解できずに「どうして?」とただ苦しくて悔しかったんじゃないかなと思わされるので、泥棒としてのキュートで邪悪な笑みと、社会的弱者としてのやるせなさが表裏一体なのが非常に辛い。


あ、高瀬泥棒ちゃんはまた鶏をガウガウしていた。というか、高橋徹アダがガウガウしやすい位置にしてくれてるっぽい?ので、やらかしたのは許しま〜す!



以上。

おじこじおばさん、香川へ行く

どうでもいい話


うどん県へ行ってきた。


しかし2日間とも温泉でのんびりし過ぎてそんなに色々は回れなかったね!




※旅ブログです。


  • 香川到着


7時半ごろ、夜行バスで到着。所要時間14時間。名古屋行きの倍かかるけど、ぐっすり寝られるので遠い方が嬉しい。天気は曇り。


8時ごろ。高松駅改札内にある『連絡船うどん』にて、とりあえずうどん。味的には、駅近くでササッと食べたい人的には良いと思った。

栗林と書いて≪りつりん≫と読むの、長万部もビックリだよ。ミシュラン観光ガイドの「わざわざ訪れる価値のある場所」三ツ星らしい。


真ん中のは、英国王エドワード8世のお手植松だそう。エドワードと言ってもおじこじ元ネタのエドワード6世とは繋がりないっぽ。

『吹上亭』にて

焼き団子。味噌が塗ってあり、しょっぱいもの好き歓喜

公園を一望できる『飛来峰』に着いたころ、ちょうど晴れてきた🌞


『小松亭』にて



ちょうど『梅まつり』が開催中でした





  • 仏生山温泉

ブッショウザン。強そう。
琴平温泉郷に行くつもりだったんだけど遠いな〜ってなって、仏生山はちょうど途中駅だったので降りちゃった。一人旅はテキトーにやれるからいい。何を隠そう根性なしである。


ロゴや建物がオシャン

温泉内もオシャンでした。プチ中庭を囲むように浴槽がある感じ。空が見えて開放的。

ファミミュ前に飲酒キメる背徳感フゥゥ〜☝️☝️


温泉でのんびりし過ぎて気付いたら現場行く時間に。


感想はあとで



2日目

  • フェリーで小豆島へ

の前に「讃岐うどん モーニングセット」



高松港から。


綺麗に晴れてくれた。まさしく瀬戸内海式気候!1時間ほどで小豆島・土庄港到着。

  • エンジェルロード


土庄港からバスで十数分。
展望台への階段がキツくて滑りそうすぎておっかないので靴まじ気をつけた方がいい。


崖で猫が寝てた


  • お昼は醤(ひしお)そば


エンジェルロード近くにあるお店で。海が見えるテーブル席もあった。小豆島は醤油づくりが盛んらしい。醤の郷も行くか迷ったんだけど。

  • オリーブビーチ

バスでオリーブ公園口へ。30分くらいかかったかな。

「天然!お山の上は5度涼しい」でなんとなくジワった。語呂が良い。寒霞渓も行きたかったけどバスが冬季休業?でな〜。

  • オリーブ公園


ギリシャ風車

どうでもいいけどギリシャと風車で韻踏める。


オリーブ味のソフトクリーム

  • サン・オリーブ温泉

の写真はないんだけど。
こんな感じの景色が、温泉に浸かりながら見えて。何時間でもいられそうだった。

  • 草壁港

オリーブ公園口からバスで5分。ここから再び高松へ。

建物撮り忘れたけど、こちらもギリシャ風。ギリシャのミロス島と小豆島は姉妹島提携を結んでいるから?、オリーブ公園や道の駅にもミロのヴィーナスがあったりギリシャ風の広場があったり建物が基本白だったり。

  • 再びの高松


日が暮れてゆく…

駅にあるチェーン店のうどん(笑)

帰りは空路。

セルフ式でキョドッてしまった。お味は、蒸せ返るレモンの香りにより、もちもちしたレモンを食べてるみたいだった。いや、美味しかったっす。


要潤さん ちーっす


揚げぴっぴ

使用機都合で30分の遅延が確定していたので、暇つぶしに買ってみた。美味しかったのでまとめ買いしておけば良かったな。


高松と思われる夜景


という感じで帰ってきた。内陸育ち&厳しい気候で育ったので瀬戸内海への漠然とした憧れは強かったんだけど、やっぱりいいな!楽しかった!以上!

『ノートルダムの鐘』のジプシー達〜『カルメン』との比較から〜@四季劇場[秋] 2017-2-5M

劇団四季 観劇 ノートルダムの鐘 観劇 感想


この記事で言う『カルメン』はビゼーのオペラ、『ノートルダムの鐘』はミュージカル版の話です。2作品とも原作未読のため頓珍漢なこと言ってるかもですがただ私がなんとなく感じただけの話、とだけ。




チケット無い無いと嘆いていたら1ヶ月が経っていた。


前日に上野でオペラ『カルメン』を観たばかりのタイミングで、ジプシーの描かれ方がノートルダムとは真逆に感じたことから、改めて自由とは?とか、人間の内面とか、色々と考える観劇だった。たまたまタイミング重なっただけなんだけど。


知識は乏しいけど無い頭で考えたことを、素直に書きたい。


カルメン』に出てくるジプシー(カルメン達)はアウトローな生き方をしていたり、それこそ“魔術”のように男を誘惑したり、というイメージだけど、カルメンに限らずいろんな作品で当たり前のようにジプシー=得体の知れないものとして描かれているし、ジプシーのパブリックイメージはそうだと思う、違うかな?少なくとも私はそう思ってた。ノートルダムを観るまで。

カルメンがとことん「私は縛られない」「愛はジプシーの申し子」「自由」とか、肉欲的で危険な香りをゴリ推してくるおかげで、逆にノートルダムでのジプシー達の描かれ方に目が向きました。

まあノートルダムでもエスメラルダは妖艶な女性というポジションで登場するし、少なくともフロローにとっても得体の知れない存在だったし、多くの民衆にとっても同じだったはずなんだけど。

でもノートルダムは、ジプシーも“ただの人間”として描かれている作品だと思う。*1
そう感じさせる最大の要因は、よしつぐクロパン。
今度こそ何年かは落ち着けると思ってたのに」は、クロパンを象徴する台詞だと思っている、個人的には。
ここに限らず、よしつぐクロパンのスレた感じとか人生に疲弊した感じとかが台詞の端々から滲み出ているところから、人格形成に至るまでが透けて見えるようで、

ノートルダムに登場するジプシー達にある“自由”は、監獄かもしれない。自由に縛られる自由。

と感じた。

境遇が境遇だから警戒心バリバリで生きてるけど、フィーバスへの態度を見ていると本来は懐の広い良い人なんだろうなと思うので。エスメラルダのことも見捨てないし。むしろ皆んなの面倒を見る大家族オカンにすら見える。きせきごてんのシーンで「どういうことかわかってんのか〜」*2的な台詞を言いながら登場するクロパンの腰に使い古しのダサいエプロンが巻かれているのが見える。(幻覚)

(過去記事引用で済ませるズボラっぷり)

「境遇が境遇だから」と言うと「卵が先か鶏が先か」な話になってしまうけど、少なくともどんな人でも“どこにでもいる普通の人間”として様々な思いを抱えているのは当たり前のことなんだよなぁと改めて感じて、月並みなことなんだけど、心に刺さった。やっぱりクロパンにも舌舐めずりしながらヤバいことしてるイメージがあったから。最初は。



「ルールに従うのってあんまり得意じゃないの」(エスメラルダ)


これも、ジプシーのステレオタイプ的な台詞として捉えていた、でも角度を変えると少し悲しい響きを持って聞こえてくる。ルール通りでは生き抜けなかった人生。原語はわからないけど「得意」ではない、という言葉のチョイスも、少し考えさせられてしまう。


「どこに違いがあるのだろう」という主題が作品を貫いているのを、改めて感じた。



(結局出た結論がそれ今更かよになってしまった(笑))



ジプシーについてはもちろん、実際にはよくないひとが多いのもわかるんだけどね(よろっぱ行ったとき注意喚起されたし)。




うーん、全然上手く書けない…伝わらない…




あ、カルメンとエスメラルダは愛は自由なまま死んでいった点において共通しているとは思う。愛だけは自由。




その他ちょこちょこ感想


(サムデイの話)


  • 達郎カジモドのメイドオブストーン以降の歌声は、まさに熱い鉛のようだなと思う。ドロドロしたものが容赦なく降りかかる。
  • 野中フロローの炎は青火。外見ではわからない静かさで、その実温度が危険。




1ミリもまとまってないけど以上です。



ちなみに散々クロパンについて語ってるけどワイスクロパンまだ観れてないでーす\(^o^)/

*1:“ただの人間”という描き方は、ピュアだが闇落ちするカジモドや、エスメに怪物と言われるようになるフロローについても同様に

玉木エリックがエリックエリック!リトルマーメイド@名古屋四季劇場 2017-1-28S

劇団四季 観劇 感想



文章がふやけています。ふやふや。脳みそを溶かされている。






ただのブラシやんけ



名古屋四季劇場、初めまして。夜行バス(昼行バス)ユーザー的には、ささじまライブから近いので伏見の劇場よりはアクセス良好。(太閤口やゆりの噴水の発着便を選ぶと死ぬ)

この新しい劇場は、座席間がLCC並みに狭い…今度からは早めに席に着くね。




ざっくり感想書きまー。


  • 恒川アースラ

初見でした。SK-IIを愛用してそう。美魔女。(ダブルミーニング)
あの抜群のスタイルを封印するのは勿体無いと思いつつ、あの低音域を持つ女優さんも貴重だもんなぁと。
支配欲が強くておっかないけど、たまに挟み込まれる憎めなスパイスが可愛い。が、基本は短気。伊藤トリトンと年が近めに見えるので、犬猿の仲なのも、うん、まあそうだろうね………という感じ。伊藤トリトンも短気だし。よっ!兄弟!


恒川アースラは、音域が合っているのがとにかく強味だと思う。



  • 渡邊寛中フランダー

冬でも短パンで走り回ってそうな勝俣系ショタ。眉毛が太い?

足をもらったアリエルを見つめるシーン、天沢聖司が教室に雫を呼びに来たときの杉村と同じ表情をしていた。

(金ローで耳をすませばを観ました)



  • 玉木エリックの話

相変わらず皇族の生まれとかでない限り辻褄が合わんお方。玉木エリックの好きなところはいろいろ悟ってそうな穏やか王子なのに(だからこそ?)頑固だったりとかアウトローに憧れている感じだったりとかキャラがすごく面白くてたくさん魅力があるけど、麗しすぎてまずお顔が美しいことを避けては通れない。黒子でチラリと見えるうなじまで麗しいの、意味わかんないでしょ?意味わかんないもん。かっこよさが理不尽。暴力。
〜玉木エリックがカッコいい話だけで軽く1万字いきそうなので強制終了〜

エリックカツラより似合ってない!
“エリックが一般人のコスプレしてる”感。

似合わないもなにも中の人だけれど、エリックウィッグが地毛すぎるしエリック衣装が普段着すぎるので思わず「似合わな〜〜〜!!!?!!」とツッコんでしまった。失礼かもだけど最上級の褒め言葉です。それくらいエリック姿が馴染みすぎているのです。*1


まあそれはどうでもよくて。

普段は基本穏やかなのに、アリエルに助けられた後のシーンで途端に秘密基地を見つけた男児みたいに目を爛々とさせて必死になるのがよい。グリムに諌められながらも「本当にいたんだ!」と力説するのが幼子のようで。アリエルの存在によって人生を突き動かされてる様子が、すごくよい。

こういう、誰かによって心を動かされる瞬間を観るのが何より好きだし、玉木エリックの感情の動きは、こちらまで心を揺さぶってくる。


あとは前回書いた印象。

というか玉木エリックめちゃめちゃ好きだったんだけど語る機会を逃した。ラストの「君だったんだね!」の、“わかっていたよ、そうだろうと信じていたよ”的な感無量が溢れんばかりの優しい声が好きだった。「あの声」が聞こえた時の「どうかしてるね…」も、アリエルの前でそんな反応をしてしまったことに対する反省が強く見えたかな。どちらかというと「あの声」よりかは目の前のアリエルを大切にしている印象だった。アリエルありきのあの声。あの声に惹かれるのは、あの声がアリエルの声じゃないかと本能で感じているからかな、みたいな。そして穏やかで落ち着いてる玉木エリックが、「一歩ずつ」で三平アリエルにつられて童心に帰る感じが好きだった。玉木エリックのKTG選手権は蛍バージョンがぶっちぎり優勝。

1/28Sは肩ポン→鼻ツンパターンでした。松元アリエルもやり返しててかわゆし。


玉木エリックほんと面白いんだけど、うまく言葉にできなくてもどかしい。脳みそを溶かされている。



歌については、自分が前回通ってたのはちょうど10月くらいで、その時は喉キツそうなのに代われる人いないし(山田エリックデビュー前)で勝手に心配していたのだけど今回本調子で観られてよかった。もしもカルテットも最後まで保ててたしあの声もロングトーンよかったしラストの高音も何とか出ててよかった。偉そうにすいません。


  • 松元アリエル

「グリムのベルに興味津々でつっついて鳴らす」「林シェフが手を2度鳴らすと真似して手を叩く」等、行動が幼女のそれ。可愛い。松元アリエルは感受性が豊かなところが素敵だなと思う。個人的にはそこが凄く魅力的。何でも吸収する。人間の世界への憧れを抱くのも説得力がある。ただPOYW後のセバスチャンお願い!でアピアピするちゃっかりさんなところは好きくない。いや、松元アリエルはそのままで良い、変えろと言いたいのではない。





そして久保アラーナちゃんは優勝した。
贔屓が出ることを免罪符にしてホイホイ来るのは今回限りにしたい。(フラグ)



以上。

*1:他の役の印象があれば違うだろうけど、私は観ててもそれこそLM2枠とかぐらいなので、本当にこういう印象。

ロミオ&ジュリエット@赤坂ACTシアター 2017-1-22S 生田ジュリエット×古川ロミオ回

観劇 感想



生田絵梨花さん20歳の誕生日おめでとうございました。何年ぶりに観るだろう。3年…か4年…とか。虹プレやリボンの騎士は観てないので、ミュージカルで拝見するのは初めて。


成人していくなぁ…かつての推したちも、自担も、みんな…



というわけで古川ロミオさん×生田ジュリエット回。
形式問わず、ロミジュリを見たの初めて。古典なイメージだったけど、このロミジュリの時代設定は2017年なのか?メール、スマホ、一斉送信、既読スルー等が出てきて完全に現代?時代設定が浮いてる分、キャピュレット家とモンタギュー家の対立の理由も浮いてる気がいたした(初見だからかな)がしかし良い息抜きタイムで普通に楽しかった。現代にも通ずる闇が〜的な深い理由があったならごめんね!



個人的には1幕のティボルトが好き。報われない男フェチ。ゴリゴリの長身イケメンが、まだ幼い(ように私には見える)ジュリエットにもどかしい気持ちを抑えているのが最高に抉られた。猪突猛進的な、獅子?の人が、胸の内で想いを必死に抑えてる、のが、良い………と思いきや2幕が始まっておやおや?となってたらマーキューシオ刺しちゃった、ロミオに刺されちゃった、というところで、ティボルトがベルナルド(WSS)の元ネタであることにようやく気付く。

ロミオは頭に血が上っていたとはいえ、明確な意思を持って刺すんだね。演出によって違うのかもだけどWSSはあくまでアクシデントだった記憶が残っていたので、その明確な闇が印象に残った(別物とはいえ同じ構造だし)。刺した後にフラフラと出て行くロミオの姿が憐れなくらい繊細で、可哀想になってしまった。生まれた時代も悪かったね…と思いかけたが意気揚々と取り出される携帯電話端末を思い出して前言撤回。

ところで古川ロミオさんの頭身ヤバくない?あとどうでもいいけど古川雄輝と古川雄大が混ざってごっちゃになる。頭身がヤバいのが古川雄輝で、頭身がヤバいのが古川雄大。覚えた。


ジュリエットは途中まで現実味のないお花畑のお嬢様が浮かれてルンルン*・゜゚・*:.。..。.:*・な印象だったのだけど朝チュンシーンでガラッと大人の階段登った様子に動悸息切れ気つけを起こしかけた。救心。それだけそのシーンが良かったということだけど。以前と以降で印象が違った。


これは本編と関係ない感想だけど、個人的には、正直、このシーンは、なかなか…キた…僅かに残っていた私の中のキモヲタは息絶えた。


ひとつだけ。
現代的?な感じで物語を進めるのであれば、ジュリエットも乳母に任せず自らロミオの元へ走るくらいのが自然なのでは…とは思う箇所が1つあった。最近の時代の傾向的に考えると、そこだけ違和感が残った。あ、そこ任せちゃうんだ、と。WSSみたいにシュランク絡みで面倒くさいことになってたわけでもないし。まあそこ任せないとストーリーが進まないので不毛な文句はここまで。
何回か観たらわかるのかもわからんけど。




カテコの話

カテコで、なんか見たことある振りを皆さんで踊ってらっしゃるが…と思ったら、制服のマネキン *1。カテコの音楽に合わせて踊ってた。

数回目のカテコかな、おもむろに前へ出た古川さんが「メンズの皆さんは今日がなんの日かご存知かと思います(ニュアンス)」と仰って(なかったことにされる女オタ)、ハッピーバースデー的な催しが始まって共演者数名よりお花のプレゼント。

後ろのセットに「いくちゃん 20歳 おめでとう!」と、プロジェクションマッピング的な表示がテレーンと現れ。いくちゃんからも挨拶が。

挨拶中に「私なんか変なこと言いました?!」と後ろを向くいくちゃんが可愛かった。(「最高の1日になりそう」的な発言に対してツッコミが入ってた模様)



いくちゃんの歌声が私の世界で一番可愛い歌声なので、とにかく順調に場数を踏んでいって頂きたいと切に願う。


またいつか拝見できたらいいな。



以上。

*1:

新春・久保アラーナ詣で2017 LM@四季劇場[夏]2017-1-8M

劇団四季 観劇 感想


これまでに見たキャストがかなり偏っており、今回いろいろ新しい気持ちでの観劇となってとても楽しかったので、感想を書く。


先ずもって、小林アリエル初見()



小林アリエル

声が綺麗で大人っぽいけど、普段の仕草やセリフは末っ子、だけど意志の強さが大人。子供っぽいようでいて大人。そしてただ意志が強いだけじゃなくて、主張に確固たる根拠が感じられるという意味の、(我の)強さ。「人間はそんなじゃない」と、真実を見透かすかのように。信じきっているというか。人間を知っているかのように。なので物語の前に人間との間に何かあったんだろうかと感じた。アニメは知らないのだけど、原作だと何かエピあるの?

なんだか、すごく共感できるアリエル。そういう見方をするの初めてだ。

「人間はそんなじゃない」「こんな素敵なものを生み出す世界、悪いところだなんて〜」という主張が、人間への憧れというよりも、アリエル自身のものの考え方なんだなと感じる演技だった。だからこそ、それを否定されるのは人格否定にも繋がっているように感じたのかなと。だから本当に辛かっただろうなと。「もしも」のあたりは見ていて辛かった。


可愛いけど大人っぽい、はジェリロの時にも感じたので、元々の小林さんの持つ雰囲気かな。


トリトン

小林アリエルとの組み合わせによって、もどかしい苦悩がより見えて辛かった。まさかハッピーの代名詞のようなLMを見ながらこんなに苦しくなるとは。
怒りの矛先を、見たこともない「人間」に向けるしかなかった虚しさ。そして、それが正しいこととも思いきれない葛藤も感じた。「もしも」の前のシーン。

葛藤って、いいよな………


嶋野フランダー


良いショタ。



山田エリック

とりあえず快適な観劇のためにTwitterアカウントはブロックして、*1 準備万端。


赤ちゃんのようなむきたてたまごなのに、声が野太くてまずひるむ。
「理想の女性」に対するセリフのニュアンスは、リアリストっぽいイメージ。夢物語なのを自覚しているというか。だからこそ、アリエルと(間接的に)出会った時の感動たるや。良かったね。
やんちゃ系に感じたけど竹内エリックの血筋なんだろうか?ちなみに1/8MのKTGは肩ポン→頬ツン。(あれ、ここだよね?パターンあるのって。)
やんちゃ系に感じたこともあり、その仕草がすごく似合ってた。小林アリエルも(個人的には)大人なのにやんちゃっぽいところが可愛かったので、その意外性が、お似合いだな〜と。


ついでに玉木エリックの話

というか玉木エリックめちゃめちゃ好きだったんだけど語る機会を逃した。ラストの「君だったんだね!」の、“わかっていたよ、そうだろうと信じていたよ”的な感無量が溢れんばかりの優しい声が好きだった。「あの声」が聞こえた時の「どうかしてるね…」も、アリエルの前でそんな反応をしてしまったことに対する反省が強く見えたかな。どちらかというと「あの声」よりかは目の前のアリエルを大切にしている印象だった。アリエルありきのあの声。あの声に惹かれるのは、あの声がアリエルの声じゃないかと本能で感じているからかな、みたいな。そして穏やかで落ち着いてる玉木エリックが、「一歩ずつ」で三平アリエルにつられて童心に帰る感じが好きだった。玉木エリックのKTG選手権は蛍バージョンがぶっちぎり優勝。





今、名古屋か………





*2







推しのお姫さんは相変わらずコンテスト優勝だよ。まあアリエルいるから1位なしの2位でも可。(生産性のない妄想)

次のキャス変で久保さんは抜けてしまわれましたとさ。めでたしめでたし。



以上。
他担(演目的な意味で)が語ってすいませんでした。

*1:個人的に劇団四季の舞台はある程度「中の人などいない」のスタンスを保っていて欲しいため。(中の人の露出はたまのアルプで丁度いい。)まあ同役俳優の芝居と比べていろいろ考えるのは好きなのでお前どっちだよって話なんだけど、私的にはそれは別。そもそも山田さんは団員ではなく、こっちでブロればそれで済むので良い。たまに団員のアカがRTで回ってくると、「それ大丈夫?会社に管理してもらってるの?俳優としてやってるの?リアアカなの?もろ本名で仕事内容に触れてるけど大丈夫?リアアカと仕事アカの区別くらい付けたほうが良いのでは?」と小姑みたいな心配をしながらブロックしてる。四季さん把握してるのかな、してるならいいけど

*2:玉木エリックが1月2週目キャス変で名古屋LMにイン

王子とこじき@静岡市民文化会館 2017-1-7

劇団四季 観劇 王子とこじき 観劇 感想

合法キャス変の日に見た時は、高野前田ペアになっていたような…?途中で変わって、クリスマスから引き続き小松木内ペア。
今日のチケットは、ノートルダム先行とファミミュ先行が重なった日に取ったものです。(根に持つ)



静岡駅にありました。


小松エドワード

ねえええええ本当に良かった。良かった本当に。クリスマス付近と全然違くなってて、というかそもそも今まで観たことのなかった小松エドワードだなと感じた。

クリスマスおじこじからうっすらと、高野エドワード的な優しさとか深い御心が付加されたなと思っていたのだけど、それがより立っている + 深い勇ましさが凄い。強い。強いんだけど、今までと性質の違う強さを感じる。深みというか。マイルドというか。ワイルドも地球の裏側じゃマイルドになるのです。*1


あともう一つ思ったのは、ヘンリー8世が亡くなった後のシーンで、「国王エドワード」と名乗る時の「国王」のウェイトが少し重かったこと。悲しみの中でも、静かに自覚しているのが強いし切ない。強くなってしまった感。(2週間ぶりn度目) *2


確かに、ユーゴーの「世の中の情勢を理解してるじゃないか」(ニュアンス)的な発言に繋がる布石としてウェイトを置いたのもあるだろうけど、それだけじゃなくて!!そうじゃなくて!!エドワードがあの状況でも冷静に自覚を持っている様が、これぞ王の風格で。ときめきが止まらなかった。


しかしやっぱり歯を見せて笑ってくれるシーンは観てるだけで泣きそうになるな〜。カテコの悪戯っぽいニヤリ顔も。トムと並んでる時にそれされるとさ〜トムと一緒に遊べて良かったね〜エドワードだってまだ子どもだもんね😭😭😭ってなってたまごボーロをお口に詰め込みたくなるわけです。しかしそんなことはできないわけです。天真爛漫でドシっと構えててくれる木内トムがいるおかげで、小松エドワードに幸せでいて欲しいと願う私の願望が満たされるわけです。ありがとう木内トム。


そんなこんなでマイルドかつ深みもあるけど、すぐ演説し始める感は健在で大変可愛らしく、思わずニンマリ。ショタみも失われていないのでおじこじショタコン勢の方はご安心ください。自分以外にいるかどうかは知りません。いたらお友達になってください。



そして前回のとき台詞が言いづらそうとブログに書いた件、まあ小松さんはもともとハッキリ発音する方だとは思うけど、無声音(サ行とかカ行)と促音の混ざる言葉が特にハッキリしすぎてて逆に言いづらそうで。今日はそこまでではなかった、というかそこを経たから今日の感じになったんだろうなと思うのでもう何も言えないわ〜という素晴らしさ。
今日の観て、あーあのとき本当はこうしたかったのだろうか、と納得。妄想だけど。まあ前回言うても2週間前とかだけど。



手を差し伸べるシーンの件

[差し伸べる側→手を取る側]

①冒頭シーンで、一緒に踊り始める時
エドワードトム

戴冠式で、上手で囚われているエドワードをトムが解放するシーン
トムエドワード

③カテコラスト
エドワードトム


勘定してないシーンがいくつかあるけど。でもこの流れめちゃめちゃアツくない?!
最初は、貧しいトムにエドワードが優しくしてあげて。そのエドワードが窮地に陥るとトムが助けて。カテコはやっぱりエドワードがリードして、トムがそれをニコニコして応える関係性。尊い。


木内トムのエンターテイナーっぷり、ますますキレッキレ。ただ、コメディ部分だけでなく、ちょっとしたところでも発言の背景が透けて見えるような言い方になっていってて、こちらの想像を掻き立てる。エドワードに夕方までここにいろと言われた時の「夕方まで?」も明らかに貰い上げを心配している様子が見えたりとか。

川地ユーゴーについて

それを言うと、川地ユーゴーにも同じことをちょっと前から感じていて。コメディの部分では、「お前(くるくる)これか!」の言い方とか、くしゃみの後の「はっくしょいカレーライス○%☆$÷#〜」とか。(笑)
それ以外の真剣な場面でも、「貧乏人の味方になってくれるか?」の言い方が重くて。そこで、この台詞もストーリーの根幹に関わってるんだなぁと気付いた。今日。(遅い)

内田ハーフォードが

田中セントジョンがゆるキャラなのは相変わらずなのだけど(登場の仕方だけで笑いを取れるそのセンスが凄い)、今日はあの内田ハーフォードが。ペコペコナンバー(の前?)で帽子が脱げて、被り直したあとも帽子をちょいちょい気にしていてこちらも気が気ではなかった。しかし素の頭のハーフォード様も乙なものでした。被り直した後は、前髪がひょっこり出てて可愛らしいことになってしまっており、帽子が落ちないかの心配もあって、恐ろしいはずの大印章ナンバーはハラハラドキドキでした。

涼太マイルス

「よしましょう」「戴冠式へ出るのをです」が、静かで穏やかな言い方に。

すごい今更なことかもしれないけど、
エドワードがマイルスに「信じられない」と言われても腹が立たないのは、国王という「身分」は信じてなくともエドワードという「その人自身」のことを有り余るくらい信じているのを、エドワードが身に染みて感じているからこそだよな〜と。ここのところの、エドワードを無条件にお慕い申し上げている最近の涼太マイルスを観ていてそう気付いた。あれだけ真っ直ぐに信頼を置かれたらそりゃエドワードも穏やかでいられるよ。あと今日は小松エドワードの「マイルス!」という呼び方も暖かく優しくて、信頼している様子がよく見えたので、なおさら。

エスメラルダの対カジモドも、太線部分に近いなと思う。他演目の話しでさーせん、最近ノートルダムからのおじこじ観劇が多いので、ついそんなことを思った。

高瀬泥棒ちゃん

歌声が絶好調なのかビシビシ来た〜嬉しい〜まともに歌ソロもないからユニゾンでしか聴けんし…でも歌えないと出来ない枠なんかね、踊れるガチ歌枠多くない?1枠。

席の関係で、帳簿付け前の寝そべっちゃうところは見えなかったんだけど、声だけ「つかれたァ〜〜〜」だの「ヤダー!ヤダー!」だの言ってるのが聞こえて萌え散らかしてた。元気があってよろしい。
そしてアダのニワトリにじゃれつく高瀬泥棒ちゃんがただただ可愛さの暴力装置。そういえば小平ではやってなかったね。ロリ枠こと1枠泥棒ちゃんご馳走さまです。

1枠を幼女枠と断定してるけど高瀬泥棒ちゃん最初はそこまで幼女じゃなかったしそもそも田代1枠からの流れで言ってるだけで片山さんとか苅谷さんとかの記憶がすっ飛んでるので私は発言の責任を持ちません(最低)

余談



→「絵のない版画の本」でした。
フォロワさんに教えて頂きました。ありがとうございます。

てっきりずっと漫画の本だと思っていたしそのままにしてたらずっと違和感を持ちながら観ることになったんだろうなと思うと…テキトーなことも言ってみるものである(反省の色無し)




以上です。

*1: Sexy Zone - Sexy Zone - 歌詞 : 歌ネット

*2:ちなみに初めておじこじに通ってた期間がしょりソロコン通いとモロ被りしていて、その頃は勝利さんと小松エドワードを重ねてしまっていたのでした。ショタみとか、強くなってしまった感とか。守山エドワードは重ならないんだけど、小松エドワードがどうしても重なって。というのを、静岡に着いた瞬間に発見したハルチカポスターを観て思い出した。という、今だから言える話です。これは当時の話であり、ヘンリーという父親が亡くなってしまう云々について、現実で起こった事に絡めて言及しているわけではありません。

ノートルダムの鐘@四季劇場[秋] 2017-1-4S

劇団四季 観劇 感想 観劇 ノートルダムの鐘


あけましておめでとうございます。ことよろ。というわけでノートル初め🎍


偶然にも、まあまあ交互に観れておりますがワイスクロパンが未だ観られてない。

というわけで。



  • 闇属性 佐久間フィーバス

ビジュアルを武器に出来る役者は強い。身も蓋もないけど。叶わん。カッコいいもんね、まず顔が。

そして外見がカッコいいだけでなく、あのビジュアルと佐久間フィーバスのキャラが相互作用というか、とてもマッチしてると思う。深みが感じられて、とても良い。

席的な問題もあるかもだけど、佐久間フィーバスはセンシティブだな、というのがファーストインプレッション。「隠しきれない心の傷」が強く感じた。冒頭の気怠げ息抜き感と、戦場フラッシュバックしてる時の表情の落差。清水フィーバスは何とか打ち勝とうと頑張ってるイメージだったんだけど、佐久間フィーバスは繊細というか。その分、サムデイ?っていうの?牢屋のエスメラルダとのシーンが切ない。一言で言うと、「諦念」という印象をより強く受ける。
今まで諦念という言葉を字面だけ見てテキトーに使っていたけど、改めて調べると「道理をさとる心」「真理を諦観する心」*1とあり、


まじそれな。


清水フィーバスは熱いし強いし心がゴリゴリの男前だから「清水フィーバスなら……清水フィーバスなら何とかしてくれる……」みたいな一筋の希望を捨て切れない上でのあの展開なので、また違う意味で切ない。何にせよ、結局そういう宿命なのが。

それにしてもフィーバスは本当に良キャラだな〜!信念を曲げない。1幕登場時から。ジプシーに偏見がないのは、増してあの時代設定だから本当に強い人なんだろうなと思う。差別ダメとか平和な世とか盛んに叫ばれてる現代でだって難しいでしょ。

そしてエスメラルダがフロローのものになってでも、命だけは、と最後の最後で自分の心の一部分に蓋をするのがつら。ある意味では信念を曲げてないけど、信念を曲げないために心を曲げるのもつらい話。


台詞回しに関しては、清水フィーバスで聞き取りづらいところは佐久間フィーバスで聞き取れる、佐久間フィーバスで聞き取りづらいところは清水フィーバスで聞き取れる。

  • エスメラルダの話

岡村エスメラルダがアガペー中のアガペーだとすると、宮田エスメラルダはエロス寄りのアガペー的な印象なんだけど詳しく知らんくせに付け焼き刃の知識だけでそういう用語使って申し訳ない、一応意味は調べた上でしっくり来たのだ。どちらにせよ、エスメラルダの愛は優しく降り注ぐ雨のようだなと改めて思いました。急にポエムる。


そういえばこの作品は台詞に聖母マリアが出てくるのでマリア信仰?はカトリックなんだっけ?と思って調べたらそもそも時代が15世紀だから宗教改革前でしたてへぺろ。本当に無知だからこういうきっかけで色々知れて良かった。お勉強しておきます…


  • 海宝・達郎両名の比較からカジモドを考えたい

海宝カジモドが近視0.1もなくて、達郎カジモドが遠視と乱視拗らせてる感じ。(舞台上での仕草とかではなく、あくまでストーリー上のカジモドの変化イメージ。)まあレーシックという手段もあるが。リスクはともかく。それ含め、そういう感じ。

カジモドに関して、まだあまり具体的な言葉に出来ない…。


海宝カジモドは全編通して石像の前や歌声もずっと歪んだままだから、最後までカジモドの純粋さが保たれる割合多めに感じて、達郎カジモドはフロローや他人の前と石像の前と歌と、大まかに3段階?あるから、心が人間臭く歪んでいく過程を多めに感じる。その配分は今後出てくるカジモドの役者それぞれで異なってくるんだろうな。そこが一番印象を左右する気がする。フロローもそうだけど。ていうか歪んでるから純粋さを感じるってとんでもない皮肉…だからなんか可哀想に思ってしまうんだ、胸が痛い。
そして表題に関する結論はまだ出ていない。

  • よしつぐクロパン

改めまして、一度仲間と認めた相手のことは命を懸けて助けに行くのカッコよくないわけない。2幕終盤フィーバスを助ける英雄クロパンさんのシーンは上手バルコニーでサラッと流されるけどあそこは中々の胸熱ポイントよな………

よしつぐクロパンの慈悲はマリアナ海溝より深い。扶養に入りたさがヤバい。(スリ行為はNO)




ワイスクロパンも観たいなぁ。チケットがないなぁ。





というわけで。


以上。

総括2016

*1月
CATS@札幌 1
オペラ座の怪人@名古屋 1
エルコスの祈り@自由 1
美女と野獣@仙台 2



*2月
ライオンキング@春
オペラ座の怪人@名古屋 2
ウエストサイドストーリー@秋


*3月
オペラ座の怪人@名古屋
CATS@札幌 2
人間になりたがった猫@自由劇場

*1


*4月
人猫@自由 2
WSS@秋 1
リトルマーメイド@夏 1
グランドホテル@赤坂ACTシアター 2



*5月
オペラ座の怪人@名古屋


*6月
オペラ座の怪人@名古屋×3
Tell me on sunday@新国立劇場

下半期

*7月

オペラ座@名古屋 ×3
キャッツ@大阪 ×2
ヨセフ〜@シアターオーブ1

シアターオーブのロビーでポケモンGOをダウンロードしてヒトデマンをゲットしたのが印象深い。(ちょうど配信日だった)

*8月

マンマミーア@秋 1
王子とこじき@座間・葛飾・青森 3
ウィキッド @札幌 1
オペラ座 @名古屋4

2016年の夏を思い出す時、脳裏に浮かぶのはきっと新名古屋ミュージカル劇場。

個人的には推しで締めくくることができたので特別な思い出になりました。

名古屋へ行くたびにポケモンGOの聖地・鶴舞公園へ通ったのもいい思い出。レベル20になった途端にやる気をなくして辞めました。


*9月

アラジン@海劇場
おじこじ@市川
ガラスの仮面@新橋演舞場
壁抜け男@自由

久保グリンダ待機しつつ、ちょこちょこ。今となっては、「待機してたんだけどなぁ………」という心境。

*10月

リトルマーメイド@夏5
ミスサイゴン@帝劇1

2016年最大の「そっちかーい!」案件(※久保アラーナ)により、LM通い。

*11月

サイゴン@帝劇1
(オペラ座イベ@丸の内なんとかKITTE)

サイゴン面白かったけど感想残せなかった。曲が好きだった。

*12月

ノートルダムの鐘@秋 2
王子とこじき@小美玉・小平 2


学生の頃と違って土日祝しか動けないので観劇数は減るな〜と実感する社会人2年目。

しかし2016年は現場を厳選しつつ自分なりに楽しめたのでよかったです。


2017年はまだ始まってもいないのにいきなりオペラ座ヨコハマ開幕とセクゾンツアー初日が被るという悲運に見舞われておりますが良い年になるといいな\(^o^)/





以上。

*1:ちなみにこの時はセクゾンファンミを蹴ってまで名古屋行きを選んだので、突然逃げられた時はベコベコに凹んだ。しかし流石にもう笑って話せるようになったので、頭のおかしい四季ヲタエピソードとして開き直っていく所存

王子とこじき@ルネこだいら 小平市民文化会館 2016-12-25

劇団四季 観劇 王子とこじき 観劇 感想


デュデュッッデュッデュッデュッデュッデュッデュッッッッデューーーン!


※戦闘シーン開始の音楽





デビュー当初は硬派な印象だった涼太マイルス。振り返ってみると、今は柔らかくなっている気がいたします。


エドワードを見る目の輝き方が凄い。それはもう愛おしそうに。誇らしげに。「お慕い申し上げている」感が凄くて言葉もしっくり来たため上のツイートに至った次第。国へ帰って二人で暮らせ。(数時間ぶりn度目)


関係性が、

涼太マイルス⇔エドワード

前はお互い対等なイメージで「戦友」的な雰囲気すら感じていたし、エドワードのことを甘やかさなそうな印象だったんだけど。



涼太マイルス⇒⇒⇒ ←エドワード

今こんなんでは?いつから?わりと9月にはこんな感じだったような気がしなくもない。


※個人の感想です。



目が爛々としている。何かしらキマってる目をしている。俺が守ってやらねばどうなるかわからんからな、の域は超えた。忠実なるしもべ。そして、それが満更でもなさそう。楽しそうで何より。

そしてそれに伴い、相対的に小松エドワードの「本来なら年相応に育つべき幼い子ども」としての側面も立つので、たまごボーロ案件です。たまごボーロ案件です。(大事なことなので)


でも某マイルス的ワンチャンはない。何故なら彼はアンパンマンだから。(違います)(違いますしこの日はアンパンマンみもなかったけれど、涼太マイルスの安心感は幼児向けヒーローのそれと似たところがあるかもしれないなとは思う。)



ふざけた感想しか書いてないのでおちょくってるように見えてしまうかもわからないけど、マイルスって何してもカッコ良いんだよね結局。私がマイルス信者なのもあるけど。 カッコいいんだよマイルス。正直羨ましい。



『王子とこじき』におけるヒール役の不在について


一応「悪」とされるのは宮廷側の方々だけど、当時の価値観からすれば彼らの言い分は至極真っ当だよな…とずっと引っかかってて。「恐れ多くも陛下、身なりと言っても“王”と“こじき”の身なりです」(ニュアンス)という台詞に関しては、今の価値観に当てはめてもその通りだと思っている。個人的には。(もっとも、ストーリー的に極端な例を挙げて子供に伝わりやすくしているだけかなとは思うけど)

悪役は、「先入観」や「集団心理」なんだよなぁ。誰とかではなく、人間の陥りがちな思考が問題とされている。と思う。


あと、近いところで言えば、JCSの群衆の役割なのかな、と。大印章ナンバーでの田中オレンジ女官さんの表情が、JCSスーパースターの柵作って群衆がヤバイ表情してるアレを思い起こさせたので、なんとなくそれを連想した。







ところで、前田エドワードがまだ来ない。年明け来る?白倉マイルスと一緒にお稽古してるパターンでしょうか。





そして、おじこじ小平をもって観劇納めです。
ありがとう、2016おじこじ。ようこそ、2017おじこじ。凱旋公演待ってるね。(諦めの悪いヲタク)




以上です。

王子とこじき@小美玉市四季文化館みの〜れ 2016-12-24

劇団四季 観劇 王子とこじき 観劇 感想

久々のおじこじ。
久々すぎてもうおじこじおばさん名乗れないなと思ってたけど、やっぱりおじこじ大好きだなと改めて思ったおじこじ大好きおばさんなのであった。



会場が森の中。
会場を出ると、何故か牧場の匂いが漂ってきた。「内に緑の豊かな牧草を食む〜(ニュアンス)」的なエドワードの演説を地で行く。



これと合わせて、健康的でハツラツとした木内トムと体弱そうで儚げな小松エドワードの対比が。改めまして、最高だ。

同じ肉体に対してそれぞれのバロメーター両極に据えました感が、最高だ。

2人とも、物言いが小学生男子っぽくなった?と感じた。より男の子らしく。


小松エドワード

「寄ってたかって無礼を働こうと〜」のくだり、どう頑張っても泣いてしまう…あんなに必死で涙こらえて虚勢張って…強くなってしまった、強くならざるを得なかったエドワードの人生。泣く。

王子の部屋でトムが心底羨ましそうにはしゃぐ様子を見ているときの小松エドワードが、やっぱり切ない。家族と滅多に顔も合わせられないようなお城で、豪華な部屋がいくらあっても何の意味を成さないんだろうな、エドワードにとっては。と、はしゃぐトムを横目に、悲しそうに微笑んでため息をつくエドワードを見て思う。


小松さんちょっと台詞が言いづらそうに聞こえたけど、歌はハリのあるビームのような、そして気高く高貴な歌声。好き。個人的には最後に小松エドワードを観たのが青森で、声が辛そうだったので、久々にハイビーム聴けて嬉しかった。そうだ、ハイビームだ。自分の中でしっくりくる表現が見つかった。



木内トム

木内トムは相変わらず天真爛漫で、見てるだけで元気になれる🌞一家に一人、木内トム。世界平和。

「わからないなァ〜〜〜君は!!」とかの言い方は、天才のそれ。あともう一つ気になったところあったんだけど忘れた。

戴冠式で台に登って二人のそっくりな容姿を皆んなに見せるシーンの前(「よいぞ、トム」のあたり)、エドワードがスッと手を差し出して、それを見るトムの顔がハッとして。これから何をしようとしているかを、全て反射で理解したような表情をしていて。二人は性格や身分が正反対でありつつも、ここ!というところで似ていたり共鳴したりするところが熱い。トムエド万歳。

木内トム、コミカルさが増した分ちょっとアホっぽくなったようにも感じたけど、やっぱり賢い子だなと改めて。


涼太マイルス

1幕の涼太マイルスが謎に元気いっぱい勇気りんりんでCV.戸田恵子か。



ちなみに2幕はアンパンマンではなかった。ちゃんとカッコよかった。さしずめ食パンマンといったところだろうか。



それはいいとして(笑)、マイルスナンバーが素敵。目に映る憧憬。早く国へ帰って二人で暮らせよ、と数ヶ月ぶり何度目かのツッコミを脳内で飛ばす。


「実は信じられないのです」のくだり、エドワードもそれに気付いているであろうことを、マイルスも織り込み済みで答えたように感じたのは何故だろう。そして、小松エドワードも答えはわかっていて、敢えて尋ねた。ように感じた。抜群の信頼関係、泣ける。早く国へ帰って二人で暮らせよ。


高瀬泥棒

1枠泥棒ロリ枠ありがとうございます可愛すぎです。

ツインテ可愛い、ツインテというか、きゅるんと輪っかにして先の方を耳のあたりからワサワサと出してるやつ。

帳簿付けの前にかなりの大声で「ヤダーーーーー!!!!」と両足ダンダンして駄々をこねまくるのが可愛すぎてかなり養いたい度の高い高瀬泥棒ちゃん。配当あげようね。


あとエドワードに献上物を断られた後アダの持ってたニワトリに噛み付こうとする高瀬泥棒ちゃん可愛すぎて意味がわかりません。私はその椅子を食べよう(ホラー)。






以上です。

ノートルダムの鐘@四季劇場[秋]2016-12-23M

劇団四季 観劇 ノートルダムの鐘 観劇 感想

先週日曜、立ち見で入ろうと並びに行ったらあっさり売り切れてしまったため、満を持して本日初達郎カジモド。(今日は2階前方)(前回も2階前方)

そして宮田エスメラルダと野中フロロー、フレデリック枠も野村さんに、あと他にもちらほらチェンジ。


達郎カジモド

1幕終わった時点で一番印象に残ったのが、ラストの振り返り方。何となく悍ましくてゾッとした。展開を知っているからかもだけど、意味深な振り返り方だった。凄い表情をしていた。そして2幕を見て、それが伏線だとわかる。

(1幕はそのインパクトが強すぎてそれ以外は全部忘れた、可愛かったことしか覚えていません)


2幕がヤバイ激重い。

個人的に前回の引っかかりポイントだった「カジモドの業」、私の中でさらに引っ掻き回された。達郎カジモド2幕ドロッドロ。業が渦巻く。泥の塊のような負の感情が音圧とともに押し寄せて溺れそうになる。苦しい。非常に苦しい。窒息しそうになるメイドオブストーンだった。

そして、カジモドは自分のしたことの罪深さは嫌というほど自覚していてももうどうしようもない、辛い。衝動を抑えられない辛さ。


あと、そういえば達郎さんは一つ一つの言葉が重い役者だったなと改めて。言葉で抉ってくる。2幕マジで辛い。(最近観てなかったから忘れてた)



あ、1幕の話ひとつ、
「笑ったり嘆いたり」的な歌詞(うろ覚え) *1のときに、「嘆いたり」の歌い方がウキウキしていて、カジモドにとってはそんな感情すら羨ましいのだなというのがよく見えて、切なくなった。




1幕の海宝カジモドと達郎カジモドの違いについては以下をもって代えさせて頂きます。


海宝カジモド

達郎カジモド

※画像はイメージです。





宮田エスメラルダ

やっぱり声質が似合う。台詞のニュアンスが好きだな。
ダンスは言わずもがな。身体のラインが、絵画。

声質は合ってる反面、「神の(ブレス)子ーーー↑」のところはボリューム大きくなっちゃうのとちょっと短い。(ポリーのサムワン〜のラストみたいな感じ)

一人の女性としての側面が強い印象なので、フィーバスとのシーンが素敵だった。

岡村エスメラルダとの比較で感じたことを書き出すとポリーの時のそれと大体同じなので割愛。2人とも好き。



大聖堂でのフロローとのシーンで赤ちゃんが泣き出して台詞が全く聞こえなかったのは辛かった…多分やりづらかっただろうな…可哀想に。そもそもノートルダムの鐘に赤ちゃん連れてくる????ねえ?????



野中フロロー

すごい、普通の人。ダンディで穏やかで、少し規律に潔癖なところがあるかな程度。のはずだった。普通の人ってこういう風に狂っていくんだなぁというのをまざまざと見せつけられる。ナンバーラストの目つきがヤバイ人。華麗なる転身。

カジモドへの愛がすごくナチュラル。フロローのエスメラルダへの仕打ちは自分勝手に見えるけど(自分勝手だけど)、同時に「カジモドに自分と(そして弟と)同じ過ちを犯させない」という意志もかなり強く見えるわけで。全部が全部、独りよがりな感情によるものではないんだなと思うと、理解してあげたくなってしまう。

フロローを見ていると性善説に基づいて作られた作品なのかなと感じるね。カジモドも同様。カジモドこそ、そうだね。


エスメラルダに対しては割合ウブだね。

よしつぐクロパン

性善説云々に関して言えば、よしつぐクロパンもそうだな。境遇が境遇だから警戒心バリバリで生きてるけど、フィーバスへの態度を見ていると本来は懐の広い良い人なんだろうなと思うので。エスメラルダのことも見捨てないし。むしろ皆んなの面倒を見る大家族オカンにすら見える。きせきごてんのシーンで「どういうことかわかってんのか〜」*2的な台詞を言いながら登場するクロパンの腰に使い古しのダサいエプロンが巻かれているのが見える。(幻覚)



そういえば「クロパンはすぐに街から抜け出すさ」的な台詞を言う2枠ジプシーは捕まった後どうなったんだろうか。クロパンの不利になるようなことは拷問されても吐かないんだろうな。
そういえば2枠山田さんだった。素顔、初めて見た。ていうかアンサンブルにデュト様2人いるの冷静に考えるとヤバイな。


清水フィーバス

好き!!!!!

以上。(雑)


売春宿に火を付ける付けないのくだりで、決断する時に上から(クワイヤから)ゴッドヘルプの旋律が聞こえてくるのと、その流れでフィーバスもゴッドヘルプの旋律で決断を宣言する流れがめちゃめちゃ好き。フィーバスの人生もエスメラルダが変えたんだよなぁ…


あとやっぱりフィーバスとカジモドの共同戦線が可愛すぎるし切なすぎる。中2階みたいなとこで小突き合いながら救出に向かってるの可愛い。二人ともエスメラルダ大好きだもんねわかったわかった。




そして2回目にしてサトケイジェアン*3が美青年に見えてきました(洗脳完了)。





以上です。

*1:【追記】「喚いたり」嘆いたり、でしたさーせん

*2:【追記】「お前イカれてんのか?〜」のところです

*3:フロロー弟

ラウル厨が一番楽しめる席を、改めて考える

劇団四季 オペラ座の怪人 どうでもいい話

 

 2016年も終わりなので、発掘された下書き記事を成仏させますPart4。どうでもいい話です。

 

 

 

  • 下手でしか見られない光景
・プロローグで目の前におじいちゃんラウル
・「僕1人に任せてくれないか」のルンルン顔
・マネ1「次は何だろう」砲
・(端すぎなければ)5番ボックスの子爵様
・AIAOYキスシーン後の笑顔
・「アイラブユー」同上
・マスカレード「だけど何故隠すのか」の表情
・マネ2「偽物のエンジェルめ!」が目の前
・席によってはファントムとクリスのキスシーンにてファントムとクリスなめで絶望顔を拝める
 ・マスカレード大サビが猿と被って見えない
 
  • 上手でしか見られない光景
・TOMの際、ボックス席が目の前
・「可愛いロッテ」の表情*1
・屋上シーンの前、クリスの元へ駆け寄るラウルがこっちに来る(語弊)
・AIAOY全体的に、特に跪くシーンは確実に上手が圧倒的に優勢
(囁き系ラウル*2上手必須)
・マスカレードで「ラウル止め」や上手ターン等が目の前。マスカレード登場も上手
・マネ2登場シーンが近く、わりとずっと上手にいる(♪「嫌なら嫌でいいよ」)
・「奴を助ける気か!」が目の前
・地下から抜け出す時、ギリギリまで必死でクリスを引っ張る様子
 
  • センブロ
・だいたい見られないところはないが、AIAOY跪きや「だけど何故隠すのか」等は表情が見えず微妙にもどかしい
 ・個人的には隣の人と視線クロスするのがものすごく気になるのでドセンは避けたい
 
 
下手優勢シーン

・プロローグ

・楽屋シーン前半

・マネ1〜プリマドンナ

・イルムート

・AIAOY終盤

・マスカレードTOMリプライズ

・墓場

 

上手優勢シーン

・リトルロッテ

・AIAOY

・マスカレード(TOMリプライズ以外)

・マネ2

 

 

こうして書き出してみると数としては下手が優勢なんだよね。下手好き。

 

しかしAIAOYの加点が1億点あるため、第1回ひっか杯優勝は上手席に決定しました🏆おめでとうございます🎉🎊

 

 

 

 

(出来レース)

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な方の好みを聞いてみたいのです。誰か教えてください。

 

*1:ドアの枠と被る可能性あり

*2:クリスの「何、今のは!」のあと、様子を見るためクリスから離れる際に何かしら囁きかけるタイプのラウル役者、それが囁き系ラウル(勝手に名付け)