おじこじおばさん、香川へ行く
うどん県へ行ってきた。
しかし2日間とも温泉でのんびりし過ぎてそんなに色々は回れなかったね!
※旅ブログです。
- 香川到着
7時半ごろ、夜行バスで到着。所要時間14時間。名古屋行きの倍かかるけど、ぐっすり寝られるので遠い方が嬉しい。天気は曇り。
8時ごろ。高松駅の改札内にある『連絡船うどん』にて、とりあえずうどん。味的には、駅近くでササッと食べたい人的には良いと思った。
栗林と書いて≪りつりん≫と読むの、長万部もビックリだよ。ミシュラン観光ガイドの「わざわざ訪れる価値のある場所」三ツ星らしい。
真ん中のは、英国王エドワード8世のお手植松だそう。エドワードと言ってもおじこじ元ネタのエドワード6世とは繋がりないっぽ。
『吹上亭』にて
焼き団子。味噌が塗ってあり、しょっぱいもの好き歓喜。
公園を一望できる『飛来峰』に着いたころ、ちょうど晴れてきた🌞
- 仏生山温泉
ブッショウザン。強そう。
琴平温泉郷に行くつもりだったんだけど遠いな〜ってなって、仏生山はちょうど途中駅だったので降りちゃった。一人旅はテキトーにやれるからいい。何を隠そう根性なしである。
温泉内もオシャンでした。プチ中庭を囲むように浴槽がある感じ。空が見えて開放的。
ファミミュ前に飲酒キメる背徳感フゥゥ〜☝️☝️
温泉でのんびりし過ぎて気付いたら現場行く時間に。
- 今回の会場 サクラートたどつ(多度津町)
感想はあとで
2日目
- フェリーで小豆島へ
の前に「讃岐うどん モーニングセット」
高松港から。
綺麗に晴れてくれた。まさしく瀬戸内海式気候!1時間ほどで小豆島・土庄港到着。
- エンジェルロード
土庄港からバスで十数分。
展望台への階段がキツくて滑りそうすぎておっかないので靴まじ気をつけた方がいい。
- お昼は醤(ひしお)そば
エンジェルロード近くにあるお店で。海が見えるテーブル席もあった。小豆島は醤油づくりが盛んらしい。醤の郷も行くか迷ったんだけど。
- オリーブビーチ
「天然!お山の上は5度涼しい」でなんとなくジワった。語呂が良い。寒霞渓も行きたかったけどバスが冬季休業?でな〜。
- オリーブ公園
ギリシャ風車
どうでもいいけどギリシャと風車で韻踏める。
- サン・オリーブ温泉
の写真はないんだけど。
こんな感じの景色が、温泉に浸かりながら見えて。何時間でもいられそうだった。
- 草壁港
オリーブ公園口からバスで5分。ここから再び高松へ。
建物撮り忘れたけど、こちらもギリシャ風。ギリシャのミロス島と小豆島は姉妹島提携を結んでいるから?、オリーブ公園や道の駅にもミロのヴィーナスがあったりギリシャ風の広場があったり建物が基本白だったり。
- 再びの高松
帰りは空路。
セルフ式でキョドッてしまった。お味は、蒸せ返るレモンの香りにより、もちもちしたレモンを食べてるみたいだった。いや、美味しかったっす。
要潤さん ちーっす
使用機都合で30分の遅延が確定していたので、暇つぶしに買ってみた。美味しかったのでまとめ買いしておけば良かったな。
という感じで帰ってきた。内陸育ち&厳しい気候で育ったので瀬戸内海への漠然とした憧れは強かったんだけど、やっぱりいいな!楽しかった!以上!
『ノートルダムの鐘』のジプシー達〜『カルメン』との比較から〜@四季劇場[秋] 2017-2-5M
この記事で言う『カルメン』はビゼーのオペラ、『ノートルダムの鐘』はミュージカル版の話です。2作品とも原作未読のため頓珍漢なこと言ってるかもですがただ私がなんとなく感じただけの話、とだけ。
チケット無い無いと嘆いていたら1ヶ月が経っていた。
前日に上野でオペラ『カルメン』を観たばかりのタイミングで、ジプシーの描かれ方がノートルダムとは真逆に感じたことから、改めて自由とは?とか、人間の内面とか、色々と考える観劇だった。たまたまタイミング重なっただけなんだけど。
知識は乏しいけど無い頭で考えたことを、素直に書きたい。
『カルメン』に出てくるジプシー(カルメン達)はアウトローな生き方をしていたり、それこそ“魔術”のように男を誘惑したり、というイメージだけど、カルメンに限らずいろんな作品で当たり前のようにジプシー=得体の知れないものとして描かれているし、ジプシーのパブリックイメージはそうだと思う、違うかな?少なくとも私はそう思ってた。ノートルダムを観るまで。
カルメンがとことん「私は縛られない」「愛はジプシーの申し子」「自由」とか、肉欲的で危険な香りをゴリ推してくるおかげで、逆にノートルダムでのジプシー達の描かれ方に目が向きました。
まあノートルダムでもエスメラルダは妖艶な女性というポジションで登場するし、少なくともフロローにとっても得体の知れない存在だったし、多くの民衆にとっても同じだったはずなんだけど。
でもノートルダムは、ジプシーも“ただの人間”として描かれている作品だと思う。*1
そう感じさせる最大の要因は、よしつぐクロパン。
「今度こそ何年かは落ち着けると思ってたのに」は、クロパンを象徴する台詞だと思っている、個人的には。
ここに限らず、よしつぐクロパンのスレた感じとか人生に疲弊した感じとかが台詞の端々から滲み出ているところから、人格形成に至るまでが透けて見えるようで、
ノートルダムに登場するジプシー達にある“自由”は、監獄かもしれない。自由に縛られる自由。
と感じた。
境遇が境遇だから警戒心バリバリで生きてるけど、フィーバスへの態度を見ていると本来は懐の広い良い人なんだろうなと思うので。エスメラルダのことも見捨てないし。むしろ皆んなの面倒を見る大家族オカンにすら見える。きせきごてんのシーンで「どういうことかわかってんのか〜」*2的な台詞を言いながら登場するクロパンの腰に使い古しのダサいエプロンが巻かれているのが見える。(幻覚)
(過去記事引用で済ませるズボラっぷり)
「境遇が境遇だから」と言うと「卵が先か鶏が先か」な話になってしまうけど、少なくともどんな人でも“どこにでもいる普通の人間”として様々な思いを抱えているのは当たり前のことなんだよなぁと改めて感じて、月並みなことなんだけど、心に刺さった。やっぱりクロパンにも舌舐めずりしながらヤバいことしてるイメージがあったから。最初は。
「ルールに従うのってあんまり得意じゃないの」(エスメラルダ)
これも、ジプシーのステレオタイプ的な台詞として捉えていた、でも角度を変えると少し悲しい響きを持って聞こえてくる。ルール通りでは生き抜けなかった人生。原語はわからないけど「得意」ではない、という言葉のチョイスも、少し考えさせられてしまう。
「どこに違いがあるのだろう」という主題が作品を貫いているのを、改めて感じた。
(結局出た結論がそれ今更かよになってしまった(笑))
ジプシーについてはもちろん、実際にはよくないひとが多いのもわかるんだけどね(よろっぱ行ったとき注意喚起されたし)。
うーん、全然上手く書けない…伝わらない…
あ、カルメンとエスメラルダは愛は自由なまま死んでいった点において共通しているとは思う。愛だけは自由。
その他ちょこちょこ感想
岡村エスメラルダと清水フィーバスはレジスタンス的な意志の強さのイメージが強め(おぼろげな記憶)、佐久間フィーバスと宮田エスメラルダは運命に翻弄されながらも静かに平和への祈りを捧げる儚さが切ない、と思う
— @hksw01 (@hksw01) 2017年2月5日
(サムデイの話)
- 達郎カジモドのメイドオブストーン以降の歌声は、まさに熱い鉛のようだなと思う。ドロドロしたものが容赦なく降りかかる。
- 野中フロローの炎は青火。外見ではわからない静かさで、その実温度が危険。
1ミリもまとまってないけど以上です。
ちなみに散々クロパンについて語ってるけどワイスクロパンまだ観れてないでーす\(^o^)/
*1:“ただの人間”という描き方は、ピュアだが闇落ちするカジモドや、エスメに怪物と言われるようになるフロローについても同様に
玉木エリックがエリックエリック!リトルマーメイド@名古屋四季劇場 2017-1-28S
林シェフを複雑な心境で見守るオペラ座オタ
— @hksw01 (@hksw01) 2017年1月28日
文章がふやけています。ふやふや。脳みそを溶かされている。
名古屋四季劇場、初めまして。夜行バス(昼行バス)ユーザー的には、ささじまライブから近いので伏見の劇場よりはアクセス良好。(太閤口やゆりの噴水の発着便を選ぶと死ぬ)
この新しい劇場は、座席間がLCC並みに狭い…今度からは早めに席に着くね。
ざっくり感想書きまー。
- 恒川アースラ
初見でした。SK-IIを愛用してそう。美魔女。(ダブルミーニング)
あの抜群のスタイルを封印するのは勿体無いと思いつつ、あの低音域を持つ女優さんも貴重だもんなぁと。
支配欲が強くておっかないけど、たまに挟み込まれる憎めなスパイスが可愛い。が、基本は短気。伊藤トリトンと年が近めに見えるので、犬猿の仲なのも、うん、まあそうだろうね………という感じ。伊藤トリトンも短気だし。よっ!兄弟!
恒川アースラは、音域が合っているのがとにかく強味だと思う。
- 渡邊寛中フランダー
冬でも短パンで走り回ってそうな勝俣系ショタ。眉毛が太い?
足をもらったアリエルを見つめるシーン、天沢聖司が教室に雫を呼びに来たときの杉村と同じ表情をしていた。
(金ローで耳をすませばを観ました)
- 玉木エリックの話
相変わらず皇族の生まれとかでない限り辻褄が合わんお方。玉木エリックの好きなところはいろいろ悟ってそうな穏やか王子なのに(だからこそ?)頑固だったりとかアウトローに憧れている感じだったりとかキャラがすごく面白くてたくさん魅力があるけど、麗しすぎてまずお顔が美しいことを避けては通れない。黒子でチラリと見えるうなじまで麗しいの、意味わかんないでしょ?意味わかんないもん。かっこよさが理不尽。暴力。
〜玉木エリックがカッコいい話だけで軽く1万字いきそうなので強制終了〜
『リトルマーメイド』名古屋カンパニーよりお届けしてきた「#はいアリエル」。ラストを飾るのは、アリエルとエリック!片足を上げて尾ひれを表現すれば、写真映えもアップ。ぜひ劇場でチャレンジしてみてくださいね。インスタでは別カットを掲載中!https://t.co/sWwqtpf2M5 pic.twitter.com/48y9yL0qLF
— 劇団四季 (@shiki_jp) 2017年1月17日
エリックカツラより似合ってない!
“エリックが一般人のコスプレしてる”感。
似合わないもなにも中の人だけれど、エリックウィッグが地毛すぎるしエリック衣装が普段着すぎるので思わず「似合わな〜〜〜!!!?!!」とツッコんでしまった。失礼かもだけど最上級の褒め言葉です。それくらいエリック姿が馴染みすぎているのです。*1
まあそれはどうでもよくて。
普段は基本穏やかなのに、アリエルに助けられた後のシーンで途端に秘密基地を見つけた男児みたいに目を爛々とさせて必死になるのがよい。グリムに諌められながらも「本当にいたんだ!」と力説するのが幼子のようで。アリエルの存在によって人生を突き動かされてる様子が、すごくよい。
こういう、誰かによって心を動かされる瞬間を観るのが何より好きだし、玉木エリックの感情の動きは、こちらまで心を揺さぶってくる。
あとは前回書いた印象。
というか玉木エリックめちゃめちゃ好きだったんだけど語る機会を逃した。ラストの「君だったんだね!」の、“わかっていたよ、そうだろうと信じていたよ”的な感無量が溢れんばかりの優しい声が好きだった。「あの声」が聞こえた時の「どうかしてるね…」も、アリエルの前でそんな反応をしてしまったことに対する反省が強く見えたかな。どちらかというと「あの声」よりかは目の前のアリエルを大切にしている印象だった。アリエルありきのあの声。あの声に惹かれるのは、あの声がアリエルの声じゃないかと本能で感じているからかな、みたいな。そして穏やかで落ち着いてる玉木エリックが、「一歩ずつ」で三平アリエルにつられて童心に帰る感じが好きだった。玉木エリックのKTG選手権は蛍バージョンがぶっちぎり優勝。
1/28Sは肩ポン→鼻ツンパターンでした。松元アリエルもやり返しててかわゆし。
玉木エリックほんと面白いんだけど、うまく言葉にできなくてもどかしい。脳みそを溶かされている。
歌については、自分が前回通ってたのはちょうど10月くらいで、その時は喉キツそうなのに代われる人いないし(山田エリックデビュー前)で勝手に心配していたのだけど今回本調子で観られてよかった。もしもカルテットも最後まで保ててたしあの声もロングトーンよかったしラストの高音も何とか出ててよかった。偉そうにすいません。
- 松元アリエル
「グリムのベルに興味津々でつっついて鳴らす」「林シェフが手を2度鳴らすと真似して手を叩く」等、行動が幼女のそれ。可愛い。松元アリエルは感受性が豊かなところが素敵だなと思う。個人的にはそこが凄く魅力的。何でも吸収する。人間の世界への憧れを抱くのも説得力がある。ただPOYW後のセバスチャンお願い!でアピアピするちゃっかりさんなところは好きくない。いや、松元アリエルはそのままで良い、変えろと言いたいのではない。
そして久保アラーナちゃんは優勝した。
贔屓が出ることを免罪符にしてホイホイ来るのは今回限りにしたい。(フラグ)
以上。
*1:他の役の印象があれば違うだろうけど、私は観ててもそれこそLM2枠とかぐらいなので、本当にこういう印象。