Le rat mouillé

加藤美南ちゃん(NGT48)と新潟についての愛をまき散らすブログ(予定)。

イベント「ここが凄い!『オペラ座の怪人』〜マスカレード編〜」

 
一応ここまでの形式に則ってタイトルにイベント名を入れましたが今まで以上に記憶があやふやなのでそんな感じで読んでください。
 
 
いつもの人の「それではスタートです」の合図と共にアントラクトの終盤が流れ出し、暗転する舞台。
いやもうこの時点でアンドレ登場フラグしか立ってないじゃないっすか〜〜!!ってことでテンション上がりまくる私。
そして13カウント
 
ドゥン!
 
ピンスポットが当たるとそこには稽古着姿(黒のパーカー)の北澤さんが登場し、おおっ…!と歓声が上がる。
照明は本番と同じだけどマントはもちろん無いので北澤さんはちょっと恥ずかしそうにしていて、目元口元がニヤニヤを抑えきれていないもんだから思わず笑いが起こる客席(笑)おい笑ったの誰だよ!!!(笑)
そして青木さんも登場しさらに歓声と笑い声が。
 
そして13カウント(例の不吉な数字)でぶつかる北澤さんと青木さん。
 
そして台詞のためにマイクを口元にやるものの息を吸った瞬間思わず口がニヤけて台詞を言えない北澤さんww
まごまごしつつもすぐに切り替え
「フィルマンさん…?」(美声)
 
「アンドレさん…?」(美声)
 
 
と、ここで周りの照明が付き、イベントスタート!
 
(ずっと思ってたけど北澤青木コンビはぶつかり方が上手だよね。)
 
 
 
そして自己紹介し終えてもまだ恥ずかしそうにしてる(笑)
 
北澤さん「本当だとマントがあるから…」
 
青木さん「あとタイツも…(笑)
“ここが凄い!”って何が凄いかって、アンドレさんがあのタイツを着こなしてるところですよ」
 
北澤さん「いや〜あれ本当は着たくないんですよ………着たくないんですけどね〜………しかもふと横見たら、ろうさん(朗さん)普段着だし……」(いつもの猫撫でるみたいな小声で。(笑))
 
 
その流れでタイツの話に。
本当はフィルマンもタイツを着る予定だったけど、初演の時にフィルマンを演じたのがお偉い大御所の役者さんで、その人がタイツを嫌がって普通の燕尾服になったのが今でも残っているという話が青木さんから。
 
北澤さん「劇団四季もそう(大御所フィルマン役者が嫌がった)ですもんね〜。なんつって!」
 
自分、不覚にも笑ってしまったので青木さんがどうツッコミを入れたかは覚えていません(笑)
 
 
今回のマスカレード編が第4回目で最終回ということで、今までやってきたシーンを振り返りながら、
 
青木さん「2回目のオフィスのシーンの時に、北澤さんが『26年続いてることが凄い』って言ってましたよね。あれはつまりどういうことでしょう?」
 
北澤さん「え〜…そんなこと言いましたっけ…?(笑)」(猫撫で声リターンズ)
 
あああのとき北澤さんはラウルだったな…あのとき自分はド新規すぎて来るべきキャス変のことなんか想像もしてなかったな…とおセンチになりながら聞いてたのでよく覚えていませんが、
とにかくひとつひとつの台詞やダンス、動きに必ず意味づけがされていて、完成度が高い!という話をされていました。
 
北澤さん「なので、今日はそれを少し掘り下げながら……(少し、という言葉のチョイスがアレなことに気付いて)まあ深く掘り下げると難しくなっちゃうので。(笑)少し掘り下げながら見ていきたいと思います。」
 
 
最初に出てきたのはお魚の衣装の高田さん(マスカレード途中でアンドレと仲良さそうに歩いてる人ですね)と、チロリアン?の岩本さん。
支配人ズの歌が終わった後の、ほんとの最初に階段でやってる「人形振り」について。
 
人形振りの解説で、例えば人形振りの投げキスと普通の投げキスはどう違うのか?ということで岩本さんが北澤さんに投げキスすることに。
 
岩本さん「すいませ〜ん…(笑)」
(客席に向かって)
北澤さん「ありがとうございます…(笑)」
 
まず普通の投げキス。両手でパッ!とやるやつ。
北澤さん「わあ〜されたことな〜い(笑)」と笑顔。
 
人形振りの投げキスは、3モーションくらいでカクッ、カクッ、と。全然違う様子におお〜っとなる客席。
 
 
そして階段でやってる振りは、最初は人形さながら小さい動きから入って、だんだんと振りを大きくしていってマスカーレード!のタイミングで人間になる、というイメージで作られているそうで。
あれはどう動くとか特に決まっていないらしくて、
北澤さん「僕も最初はシンガーで、やったんですけど…自由っていうのが…」
高田さん「一番難しいんですよね」
北澤さん「そう、困っちゃうんですよ」
 
確かに北澤さん、マスカレードの決めポーズはずっとラウルの最後のやつ一本でやってるもんね!!(笑)
ヲタクはそういうとこ目ざとく見てるからね!!(笑)
 
 
人形から人間になるまでの22カウントを実演して、お2人はハケる。
 
 
続いて登場したのは4人組と呼ばれる楽器を持った人々。お猿さんがいるとこですね。
太鼓の野村さんがずっとスティックをマイク代わりに持っているので青木さんがマイクを差し出すんだけど、野村さんヘッドセットの方のマイクが生きてるから遠慮してた(笑)
 
楽器は実際に叩くとかなりうるさい音がなるので全て寸止めしているそうです。
(確かに一回お猿さんのシンバルが鳴っちゃったとこを見たけど結構ビックリした記憶があるわ)
 
そして、あのポスターとかになってる場面での4人の決めポーズについて。
 
野村さん「これはこのオペラ座の劇場にある何かを模していると言われています。何でしょうか?」
「みなさん、上を見上げてみてください。」
一斉に上を向く客席。
 
野村さん「…シャンデリアじゃないですよ〜。」(笑)
 
天使像を模しているそうです。
 
 
あとこの4人は位置関係を乱さず平行に移動しなければならないのが難しいそう。
 
 
北澤さん「さて、次はメインキャストの方に登場していただきたいと思います。お願いしまーす」
 
マスカレード内でストーリーの部分を担っている、ラウルの達郎さん、クリスの山本さん、マダムジリー佐和さんが登場して、それぞれ役どころの説明。
 
達郎さん「ここは僕が主催者なんですよ。
で、僕が、そのー……あ、僕じゃないです、ラウルさんです(笑)ラウルさんが…」
と言いながら両手で達郎さんの上手側に見えない誰かを形どりながら説明する達郎さん。
文字に起こしづらい喋り方してたんで書きづらいんだけど(笑)、こんなに華やかなシーンは他にないので楽しんでもらえるように意識してる(パーティ客のことなのか客席のことなのかは忘れた)っていう話とか、このシーンがラウルとファントムの初対面なので重要であるという話とか、マスカレードのシーンはオペラ座の怪人という作品全体の縮図になっている話とかをしていました。
何かの話の途中に、
北澤さん「だってもう婚約をしたんだもんね?」
達郎さん「そうなんですよ、婚約をしたんですよ」
ってくだりがあったんですけどまじで北澤ラウル引きずっててすいませんって気持ちになりました。北澤さんがラウルの話のときに助け舟出したり話振ったりする度にそんな気持ちを抱えていましたさーせーん。
 
で、もう婚約をしたのだよ〜とかを歌った後から、ラウルがクリスとはぐれて会えなくなると。
 
 
そしてクリスティーヌの話に。
山本さん「クリスティーヌは自分のせいでシャンデリアが落ちたのでふさぎ込んでたんだけど、時間が経って…あ、ここは半年後なんですよね!」(と何故か北澤さんの方を向いて確認する)
 
あれから半年経って、ラウルがこういう楽しい場所に連れてきてくれて、他の人はファントムを見たことがないのでファントムなんているわけないよと冗談を飛ばせるくらいになってるんだけど(例:支配人ズ)、クリスは直接会っているので、ファントムは必ずどこかにいる、と。まだ危ないのよ、ということで婚約を秘密にして欲しいとお願いする。とのことでした。
 
どうでもいいけど山本さんって素の姿はほんとに普通に今どきの娘っぽいのに舞台に立つとどうしてあんな雰囲気を出せるんだろうね?
山本さんに夢見がちで不思議な表情させたら右に出る者はいないな、と最近よく思います。
 
マダムジリーは、ファントムの気配を感じているのでラウルに忠告しようとするんだけど(上手の方でやってるやつかな)ラウルは夢中になってて聞く耳を持たないというお話が。
 
 
 
そしてお次は女性ダンサー達(石田メグ含む)。
森田さんが、他の人の踊ってるのを途中でストップかけながら解説。
 
踊ってるとき北澤さんはわりと手で足を叩きながらカウント取ってることが多かったです確か。
ここじゃないけど一回カウント取りながら歌ってたときにトリルみたいな細かい音とかロールの音とかも歌ってて笑いました。さすが。
あとここの解説のやり方について「第1回目のハンニバルのときのやり方が僕好きなので、その形式で…」的なことを仰ってたんですけど私第1回のとき全く知らん!すいません北澤ラウル新規のオペラ座ファンで!!
 
あと北澤さん、「ろうさん(朗さん)」呼びだったり「達郎」呼びだったり「野手ちゃん」呼びだったり、公の場でも関係なしにふつーにいつも通りの呼び方をされるので笑いました。私そういうのには軽率に萌えちゃうんで全然構いませんけど。
 
この場面は正直ラウル止めの振りのとき急に上手袖から達郎さんが登場したことくらいしか記憶にない。
 
あ、あとバレエのステップの振りが盛り込まれてるんだけど、バレエではあまり上下移動はないところをオペラ座ではガッツリしゃがみ込む感じになる?ので、バレエとは結構違う風になるそう。で、バレエバージョンとオペラ座バージョン実演。後者を見た北澤さんが
「身体キツそー…(笑)」
と一言。完全に他人事ww
 
 
そして女性ダンサー達が通しで実演。
すると途中から隼平の方の佐野さんと瀧山さんがヌルッと入ってきて一緒に実演。(笑)
 
北澤さん「何、勝手に入ってきて〜(笑)」
 
佐野さんは男女。女の側はクリスで男の側にはファントムの仮面をつけていて、それを見たクリスはファントムを連想して怯える、と。
 
瀧山さんは清朝役人。上手袖から出てきてクリス脅かしてワッハッハッハッって言ってる人ですね。
この人の被ってる中国帽は1幕地下でファントムが作曲中に被ってるものと似ていて、それがまたクリスにファントムを連想させるそうです。
たしかファントム羽織ってるやつも中国風のなんだよね。
 
青木さんが、「この頃トゥーランドットなんかも上演されてると思うので、多分こういう衣装があったんでしょうね、お店に。」的なことを仰ってました。
トゥーランドット*1については中国人が出てくるお話らしいことと「誰も寝てはならぬ」のメロディくらいしか知らなかったのでwikiで調べたんですけど、トゥーランドットってプッチーニのやつだけじゃないんですね。初めて知りました。勉強になるわ〜。まあ、ろうさんが言ったのは年代的にもプッチーニのやつだと思うけど。
 
 
あと、この2人の枠は持ち役がめっちゃ多いらしい。初演のときにこの役をやってた人が結構動ける人だったのでどんどこと役を振ってたら多くなっちゃったそうです。
 
 
そして、いざマスカレード全編を実演!
ああこりゃ素敵なパーティ、から。
 
 
やっぱり歌い始めると人が変わるよね。
北澤さんもさっきまで気だるげなトーンでささやかにツッコミを入れていた人と同一人物とは思えないよ!(笑)
 
あとこのシーンって林さんとか平良さんとか居たんだね!初めて知った。
 
 
 
マスクなしの北澤アンドレはやたら楽しそうでした。アンドレなのにマスクを付けてないのが違和感あるのかずっと照れ笑いみたいな表情。可愛い、可愛いよアラフォー。
 
もしかして高井さん出てきたりするかなと思ったけど何事もなく実演終了。
 
 
北澤さん「シンガーの皆さんはここが初登場でした(笑)」
 
最後にどうしても本番同様に通したかったので、お願いして残っていてもらったそうです。
 
そして締めの挨拶。本日はイベントにお越しいただきありがとうございます的な話。
 
北澤さん「千秋楽が、11月の、にじゅう…?3…?」
青木さん「残りが23公演ですね」
 
千秋楽の日にち把握してないんかーい*(^o^)/*
そういうもんなのかな?(笑)
 
残りの公演もひとつひとつ全力で頑張りますので応援よろしくお願いします、という北澤さんの挨拶でイベント終了。
 
幕が閉まるとき、ギリギリまで身体曲げてバイバイ〜と手を振る北澤さんがとってもキュートでした。
身体曲げてっていうのは、マネ1「天使か化け物か〜」で身体くねらせて起き上がる前の状態の姿勢ね。
 
 
ああなんか意外と長くなっちゃった。
まとまってなくてすいません。
 
 
以上!