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Le rat mouillé

ポイズン

ミュージカルにおいて「生オケ」ってそんなに重要度高いの

どうでもいい話





と思う。


そう思うに至った経緯としては、

まず劇団四季のミュージカルを観るようになってから

「やっぱり生オケじゃないと」「生オケは違うよね」
とか、一般論として「テープ演奏は滅ぶべし」くらいの論調で語られているのをよく目にするので

「確かにテープは薄っぺらいし音質もアレよな〜」

とは思っていて。



何しろ、何よりも、私が初めてミュージカルを観た時に一番驚いたことは

「生じゃなくても許されるんだ?!」

という衝撃である。*1



(次点は、「日本語で歌うんだ?!」)



(あほなので)




そしてしばらくして、某劇場で生オケのミュージカルを観ることになり、

「生オケらしいし楽しみだな〜♪」

と思いつつ幕が上がるのを待ちました。
生オケだから感動もいつもの倍なのだろうとワクワクしつつ。





しかしいざジャーンと音楽が始まると、


お、生オケ………生オ………生………?





マイク通してんじゃねえか。






(あほなので許して)




あほなので、生ったら生のフルオケを想像していたんですよ。


よく考えたらそんな訳ないんだが。



まあその時はそこまでよく考えてなくて、
役者との相互作用でビックバン起こせるのはまあ生オケよな〜と思っていた。



そのあとしばらくして、またその時とは違う制作会社のミュージカルを観る機会があり。



結論言うと、



薄かった。


音質は美しいが、



薄かった。




だって、見たところバイオリンですら片手で数えられるくらいしか人がいない。


そのあとにまた同じ制作会社の作品を見た時は、


私の見間違いでなければバイオリン1本だった。

管も1本ずつ揃ってるのに。


マイクでボリューム調整してたのかな、あれは。





やっぱり人数揃ってないといくらマイク通しても薄く聴こえてしまって。

軽音楽風のノリの作品なら問題ないと思うし後者はどちらかというとこれに該当してはいたのだけど。




つまり、



どっちもどっちでは?



という話です。





録音だし劇場によっては音質がアレだけどきちんとした環境で録っている
「テープ演奏」


と、


生だから柔軟な対応が可能で役者との相互作用も生まれるっぽいけど予算によっては超薄っぺらい
「生オケ」


と。




どちらかにこだわる必要があるのか?


という話です。


(もちろん人数揃えられるなら話は別だし役者自身のやりやすさの話も別だけど)




ロングランマシーンこと劇団四季とわりと短期間の上演を回す他の制作会社との差異が出てるかな〜くらいふわっとしたものではないです?



というわけで、


テープ演奏をそんなに毛嫌いする必要がどこにあるのか、と私は思っています。



誰に向けてこんなこと言ってるのかわからないけど(笑)


どちらも良い面も悪い面も兼ね備えてるよね。

やっぱり生オケがその場で演奏してくれるのは空気感とかも変わってくるし。



まずこの話は私の「生オケ」の定義が異なっていたことによる認識の変化の話なので特に「ミュージカルにおける生オケとは」とかいう高尚な話ではないんだけど。



結局は、作品をどうしていきたいかで変わるだけなんだよなぁ、

と思うミュージカル初心者でした。






つまり無理して最小人数で生オケにするのもアレだから無理しなくていいんだよ!って話!


私、今四季が上演演目増やして荒稼ぎしてるのは近い将来立派な生オケを付けるための資金稼ぎだって信じてるから!!!!!




めでたしめでたし!

*1:これは初見がオペラ座の怪人だったこともあります