新春・久保アラーナ詣で2017 LM@四季劇場[夏]2017-1-8M
これまでに見たキャストがかなり偏っており、今回いろいろ新しい気持ちでの観劇となってとても楽しかったので、感想を書く。
先ずもって、小林アリエル初見()
小林アリエル
声が綺麗で大人っぽいけど、普段の仕草やセリフは末っ子、だけど意志の強さが大人。子供っぽいようでいて大人。そしてただ意志が強いだけじゃなくて、主張に確固たる根拠が感じられるという意味の、(我の)強さ。「人間はそんなじゃない」と、真実を見透かすかのように。信じきっているというか。人間を知っているかのように。なので物語の前に人間との間に何かあったんだろうかと感じた。アニメは知らないのだけど、原作だと何かエピあるの?
なんだか、すごく共感できるアリエル。そういう見方をするの初めてだ。
「人間はそんなじゃない」「こんな素敵なものを生み出す世界、悪いところだなんて〜」という主張が、人間への憧れというよりも、アリエル自身のものの考え方なんだなと感じる演技だった。だからこそ、それを否定されるのは人格否定にも繋がっているように感じたのかなと。だから本当に辛かっただろうなと。「もしも」のあたりは見ていて辛かった。
可愛いけど大人っぽい、はジェリロの時にも感じたので、元々の小林さんの持つ雰囲気かな。
村トリトン
小林アリエルとの組み合わせによって、もどかしい苦悩がより見えて辛かった。まさかハッピーの代名詞のようなLMを見ながらこんなに苦しくなるとは。
怒りの矛先を、見たこともない「人間」に向けるしかなかった虚しさ。そして、それが正しいこととも思いきれない葛藤も感じた。「もしも」の前のシーン。
葛藤って、いいよな………
嶋野フランダー
良いショタ。
山田エリック
とりあえず快適な観劇のためにTwitterアカウントはブロックして、*1 準備万端。
赤ちゃんのようなむきたてたまごなのに、声が野太くてまずひるむ。
「理想の女性」に対するセリフのニュアンスは、リアリストっぽいイメージ。夢物語なのを自覚しているというか。だからこそ、アリエルと(間接的に)出会った時の感動たるや。良かったね。
やんちゃ系に感じたけど竹内エリックの血筋なんだろうか?ちなみに1/8MのKTGは肩ポン→頬ツン。(あれ、ここだよね?パターンあるのって。)
やんちゃ系に感じたこともあり、その仕草がすごく似合ってた。小林アリエルも(個人的には)大人なのにやんちゃっぽいところが可愛かったので、その意外性が、お似合いだな〜と。
ついでに玉木エリックの話
というか玉木エリックめちゃめちゃ好きだったんだけど語る機会を逃した。ラストの「君だったんだね!」の、“わかっていたよ、そうだろうと信じていたよ”的な感無量が溢れんばかりの優しい声が好きだった。「あの声」が聞こえた時の「どうかしてるね…」も、アリエルの前でそんな反応をしてしまったことに対する反省が強く見えたかな。どちらかというと「あの声」よりかは目の前のアリエルを大切にしている印象だった。アリエルありきのあの声。あの声に惹かれるのは、あの声がアリエルの声じゃないかと本能で感じているからかな、みたいな。そして穏やかで落ち着いてる玉木エリックが、「一歩ずつ」で三平アリエルにつられて童心に帰る感じが好きだった。玉木エリックのKTG選手権は蛍バージョンがぶっちぎり優勝。
今、名古屋か………
コンテストはピンクの子が歌い終わった瞬間「こ、こ、この声はーーーーー!!!!!!!!!」っつってエリックを押しのけ勝手に優勝させて連れて帰りたくなるという多分あるあるネタのやつ
— @hksw01 (@hksw01) 2016年10月1日
推しのお姫さんは相変わらずコンテスト優勝だよ。まあアリエルいるから1位なしの2位でも可。(生産性のない妄想)
次のキャス変で久保さんは抜けてしまわれましたとさ。めでたしめでたし。
以上。
他担(演目的な意味で)が語ってすいませんでした。
*1:個人的に劇団四季の舞台はある程度「中の人などいない」のスタンスを保っていて欲しいため。(中の人の露出はたまのアルプで丁度いい。)まあ同役俳優の芝居と比べていろいろ考えるのは好きなのでお前どっちだよって話なんだけど、私的にはそれは別。そもそも山田さんは団員ではなく、こっちでブロればそれで済むので良い。たまに団員のアカがRTで回ってくると、「それ大丈夫?会社に管理してもらってるの?俳優としてやってるの?リアアカなの?もろ本名で仕事内容に触れてるけど大丈夫?リアアカと仕事アカの区別くらい付けたほうが良いのでは?」と小姑みたいな心配をしながらブロックしてる。四季さん把握してるのかな、してるならいいけど
*2:玉木エリックが1月2週目キャス変で名古屋LMにイン