Le rat mouillé

加藤美南ちゃん(NGT48)と新潟についての愛をまき散らすブログ(予定)。

はじめてのきゃっつ -1/18初日-



あのね、とりあえず先に言わせて。






タガースキンボシンメ、推せる。




(説明しよう!シンメとはその名の通りシンメトリーの意で、ジャニヲタはシンメトリー位置で踊る2人をシンメと呼ぶのだ。
そしてその2人はただシンメで踊るというより一時的に芸能界における運命共同体となるため、そこには様々なドラマが生まれるのである。)


まさか初めてのキャッツを見てこんなことを言い出すとは(笑)



まず、スキンボが夜行列車のアイドルなのは周知の事実ですが、
タガーも結構アイドルの要素を持ってるなと思って。

尻尾という身体的武器をとても上手に使うところがすごくアイドル力高いよね。
あとあの腰回しもすげぇ既視感。笑
で、まあツッパリ猫って言ってアウトロー気取ったところでガチアウトロー勢(マキャヴィティやマンゴランペ)がいる時点でもうタガーは可愛い存在なわけで、なんか典型的な
“アイドルと呼ばれることを嫌がるアイドル”っぽくね?!と!
あとふと見た時だらしない格好で座ってたりすると、キャラ設定守ってる…!的なときめきがありました可愛い。



2匹のアイドル性については以上です。

そう考えるとスキンボの朗らかな曲は正統派アイドルソングっぽくも感じられるな。
「モーニングティーは薄め?」\濃いめ!/
のコールアンドレスポンスとか、もろ。

タガーはさしずめ「声出さねえと命はねえぞ!」が決め台詞だったらしいくらい尖ってた頃のカトゥーンさんといったところだろうか。*1


その上で、2匹のシンメ感についてです。


私はシンメがいる人を担当*2に据えたことがないしジャニヲタ歴も浅いから見てきたシンメのサンプル数も多くないのですが、やっぱりシンメというのは
性格は正反対だけど互いを認める2人が背中を預け合う
っていうイメージが強くて。



・タガーナンバー時、他の雄猫と共に肩をすくめたりふて寝しだしたりする北澤スキンボ。
(でもちょっと気になる様子でタガーのこと見てたりもするかわいい)

・カテコで自分より下手に行くスキンボ(とディミ)を待つ時にイラつきながら手でフンッ!と促すタガー


ひとまずこれらを踏まえた上で、2匹づつ出るカテコ。
タガーとスキンボは2匹ともまっすぐ前を向きながら出てきて、敬礼。(しかも2人とも反対側の腕もとい前足で!)

ビビッと来たね。

左右対象にポーズを決めたタガーとスキンボを見た瞬間、私の中にあるシンメのイメージにかなりビッタリハマってもう単純にわあこいつら良いシンメ!ってなりました。

プライベートでは遊ばない系シンメ。
むしろ連絡先すら知らない系シンメ。
でも仕事上では絶対的信頼を置いてる系シンメ。

最高じゃないか。
いけすかねぇ野郎だが背中預けられんのはお前しかいない的な。
並んで前に出てくるときに2匹の間に流れるすこしピリッとした空気感とか。


で、この2匹がポーズ決めてるところがニュースで流れたみたいなんですが残念ながら自分は確保できずorz
でもふぁぼ欄にあるので見てください。
最高。


そして、調べてみたら2匹の中の人は同い年(か1つ違い?)だそうで…!



もうね、話が出来過ぎ。



漫画か。




というわけでこれからキャッツを見るときは注目していきたいと思います。
初見で余裕なくて、周りでの猫の絡みとかあまり見てなかったので。




ていうかね、初日、行く予定じゃなかったんですよ。
(言い訳スタート)


先週、ちょうど遠征先のホテルでぐだぐだしてたらたまたま公式からチケットが落ちてきて。
なんか心がざわざわしたしせっかくなので取ったら、
その翌朝に稽古写真が出ていたので眠い目を擦りながら画質が荒ぶってる写真を拡大して一つづつ見て。
2枚目の4つ目くらいかな、北澤さんそっくりな人が笑顔でハイジャンプ決めててね。
でも北澤さんこんな高く飛ぶかー?“これは誰だ”論争巻き起こるやつっぽいぞ、と思いながら隣の写真に移動したら、



胸上アップのソロショット。




紛れもなく北澤裕輔その人です本当にありがとうございました。




てな感じで四季神みたいな人がお導きくだすってんじゃねえかってくらい私にとって都合のいい感じになったので、行ってきたのでした。


キャスト。
あれだよね、伊玖磨って言われると團伊玖磨*3しか出てこないよね。
しかしよく見たら伊玖磨じゃなくて伊久磨だし。どんなトラップよ。

そして開演直前に下手上の花道に現れた綾野剛似の雄猫は、この伊久磨さん演じるランパスキャットだったっぽい。
真顔でじーっと客席観察してて、たまにのそのそ動いたり首をクイッと傾げたりするのがめっちゃ猫でした。可愛かった。
今思うとあれは人間を警戒してた…のかな…?
なんかそこからもうキャッツの世界にいざなわれてた。


なんせキャッツ初見なもんでして、
結構頻繁に猫たちがステージから降りてくるのもわりとびっくりしました。

目が光るやつあるじゃないですか。
あそこで近くに降りてきた猫がなんだかスキンボの裸んぼバージョンっぽい…?と思ったらやっぱりそうだったらしい。
どうでもいいけど裸んぼスキンボで韻踏める。

初見だから裸んぼスキンボ(ラップ)を見分けられるのかどうかっていうのがすごく怪しかったんだけど、
あの猫、スキンボじゃね…?と思って見つめてたら



「何者をもっ♪」(超美声)





はい北澤スキンボでした。



あとTLで「ネーミング席」というワードを見て何のことかさっぱりわからなかったんだけど、理解しました。
ネーミングオブキャッツでガッツリ客席降りがあるのね。

私の席近くのセンブロと下手ブロ間通路の前方には、アスパラガスさんが来ました。


人中の伸び方とかまんま同じでわろた。

ちなみにスキンボは下手の上の花道に鎮座していて降りて来ませんでした。



ていうかもういろいろ雑多に話しちゃうけどマンカストラップ兄さんかっこよすぎじゃね?
性格もかっこいい上によく見たら顔もかっこよくてマンカス兄さんの扶養に入りたい。
あとタントミールの異界人もとい異界猫感がすごい。
あの衣装が似合うのすごい。
ダンスがとても美しくて度々見とれてしまった。
そしてダンスといえば岡村さんのダンスがたくさん見れて嬉しかった!
推し始めの時期ってやっぱ超楽しいな。
タガーの尻尾をマイクにして歌う岡村ジェリーロラムの挑発的に誘惑するオンナって感じの表情が最高でした。
あとやっぱり歌声が好き。
綺麗でつるんとした中に一筋縄ではいかない色気を含んでるあの歌声。
岡村さんの話をしだすとお尻の形が綺麗とかそういう話にもつれ込むのでやめますこっちでは健全にヲタクすると決めたんや。
そしてグリドルボーンちゃんは間違いなくモフりたい猫ランキング堂々の第一位ですおめでとうございますモフらせて。

(ちなみに第二位はスキンボの頭のふさふさと胸の白いふわふわ)

あとね、グロールタイガーの手下の5匹を箱で推したい…!と思ってちょっと調べてたらクリューというグループ名(違)があるらしく。
これはもう箱で推すっきゃないよね。ってことでここも次から注目したい。




スキンブルシャンクスに関してはこういう経緯がありまして。
もう北澤さんとか関係なく元々好きな歌だったんですけど、
それを大好きな北澤さんの歌声で聴けるとはなんたる幸運かっつー話ですよ。
初日はUPされてたゲネ動画のように音程上ずったりもせずほんとに素晴らしかった!
歌声が大好きなのはもちろんなんだけど、私は札幌オペラ座ラウル新規のファンだから北澤さんがあんなに朗らかに歌うとこ見たことなかったわけよ。
だからご機嫌な歌声を聴けてすごく嬉しかったし楽しかったしあーもう好きだわ。といった感じ。
ゴミ列車完成後、それまでの縦ノリから横の流れになるところのうっとりしっとり感とかすごく好きです。
どっちかというと下手寄りで前方だったのでそこは姿見えなかったけど耳が幸せすぎてもう充分だった。


ブルーの目云々の歌詞のとき、スキンボが目を見開くじゃん、キラッキラしてやんの。
その歌詞じゃないとこでもちょいちょいお目目キラキラをやってて、実にアイドル力が高かったです。

はい。
そしてこれ田邊さんタガーにも同じことが言えるかと。


………タガスキシンメ過激派になりつつあるっぽいのは気のせいだよ!




あ、握手はグリザベラさんだった!
スキンボルートがそこまで遠くなかったので、ふんにゃりニコニコ笑顔で握手してる北澤スキンボを見て勝手に癒されたり「えっ今握手した人の席…自分来週座るとこじゃね…」と動揺したりと脳みそご多忙中な感じになってたらグリザベラさんがいらっしゃって、いうても私の席通路側から4つ目だし握手してもらえないだろうと思ってたらさらにお隣5つ目の人が頑張って手を伸ばして握手してもらっていたので私も便乗しておこぼれに預かりました。
猫にも思いっくそコミュ障晒したったわ。
早水グリザさん、往年の演歌歌手みたいな対応慣れと素敵な笑顔が眩しかったです。



グリザベラで思い出したけど、最後ハケるときにマンカスの兄貴がグリザベラの手をとってエスコートするの胸熱すぎた。

マンカス兄さんカッコよすぎか。



あとカテコで最後タガーが3回くらい出てきてくれたんですけど、
それがもう曲の用意がないのにヲタが盛り上がっちゃってアンコールが止まらなくて仕方なくとりあえずまたステージに出てくるアイドルにしか見えなかったです最高。
タガーの喜び組になりたい。あの喜び組の正式名称なんていうんだろ。





結論。



猫楽しい。






昨年9月末に北澤さんがラウルを抜ける前に超てきとーにこんなツイートかましてた私に「北澤スキンボ開幕キャストだよ」って教えてあげたい。


1000%信じない。






ってことで以上、キャッツ初観劇の感想でした。



多分またすぐ行く。

*1:私ジャニヲタだけどセクゾンより上の人たちに明るくないので違ったらすいません

*2:四季界隈でいうところの“ご贔屓さん”のこと

*3:團伊玖磨 - Wikipedia