王子とこじき@小美玉市四季文化館みの〜れ 2016-12-24
久々のおじこじ。
久々すぎてもうおじこじおばさん名乗れないなと思ってたけど、やっぱりおじこじ大好きだなと改めて思ったおじこじ大好きおばさんなのであった。
会場が森の中。
会場を出ると、何故か牧場の匂いが漂ってきた。「内に緑の豊かな牧草を食む〜(ニュアンス)」的なエドワードの演説を地で行く。
小松木内ペアで凄いなと思うのはビジュアルも似てるけど歌声も、例えば同じ声帯を全く異なる環境で育てる実験をしたらああなるのではないかとすら思えてくる感じ
— @hksw01 (@hksw01) 2016年8月14日
これと合わせて、健康的でハツラツとした木内トムと体弱そうで儚げな小松エドワードの対比が。改めまして、最高だ。
同じ肉体に対してそれぞれのバロメーター両極に据えました感が、最高だ。
2人とも、物言いが小学生男子っぽくなった?と感じた。より男の子らしく。
小松エドワード
「寄ってたかって無礼を働こうと〜」のくだり、どう頑張っても泣いてしまう…あんなに必死で涙こらえて虚勢張って…強くなってしまった、強くならざるを得なかったエドワードの人生。泣く。
王子の部屋でトムが心底羨ましそうにはしゃぐ様子を見ているときの小松エドワードが、やっぱり切ない。家族と滅多に顔も合わせられないようなお城で、豪華な部屋がいくらあっても何の意味を成さないんだろうな、エドワードにとっては。と、はしゃぐトムを横目に、悲しそうに微笑んでため息をつくエドワードを見て思う。
小松さんちょっと台詞が言いづらそうに聞こえたけど、歌はハリのあるビームのような、そして気高く高貴な歌声。好き。個人的には最後に小松エドワードを観たのが青森で、声が辛そうだったので、久々にハイビーム聴けて嬉しかった。そうだ、ハイビームだ。自分の中でしっくりくる表現が見つかった。
木内トム
木内トムは相変わらず天真爛漫で、見てるだけで元気になれる🌞一家に一人、木内トム。世界平和。
「わからないなァ〜〜〜君は!!」とかの言い方は、天才のそれ。あともう一つ気になったところあったんだけど忘れた。
戴冠式で台に登って二人のそっくりな容姿を皆んなに見せるシーンの前(「よいぞ、トム」のあたり)、エドワードがスッと手を差し出して、それを見るトムの顔がハッとして。これから何をしようとしているかを、全て反射で理解したような表情をしていて。二人は性格や身分が正反対でありつつも、ここ!というところで似ていたり共鳴したりするところが熱い。トムエド万歳。
木内トム、コミカルさが増した分ちょっとアホっぽくなったようにも感じたけど、やっぱり賢い子だなと改めて。
涼太マイルス
涼太マイルス元気いっぱいで語弊を恐れず言うとアンパンマンみたいなんだけどどうして?
— @hksw01 (@hksw01) 2016年12月24日
1幕の涼太マイルスが謎に元気いっぱい勇気りんりんでCV.戸田恵子か。
ちなみに2幕はアンパンマンではなかった。ちゃんとカッコよかった。さしずめ食パンマンといったところだろうか。
それはいいとして(笑)、マイルスナンバーが素敵。目に映る憧憬。早く国へ帰って二人で暮らせよ、と数ヶ月ぶり何度目かのツッコミを脳内で飛ばす。
「実は信じられないのです」のくだり、エドワードもそれに気付いているであろうことを、マイルスも織り込み済みで答えたように感じたのは何故だろう。そして、小松エドワードも答えはわかっていて、敢えて尋ねた。ように感じた。抜群の信頼関係、泣ける。早く国へ帰って二人で暮らせよ。