総括2016
*1月
CATS@札幌 1
オペラ座の怪人@名古屋 1
エルコスの祈り@自由 1
美女と野獣@仙台 2
*2月
ライオンキング@春
オペラ座の怪人@名古屋 2
ウエストサイドストーリー@秋
*3月
オペラ座の怪人@名古屋
CATS@札幌 2
人間になりたがった猫@自由劇場
*4月
人猫@自由 2
WSS@秋 1
リトルマーメイド@夏 1
グランドホテル@赤坂ACTシアター 2
*5月
オペラ座の怪人@名古屋
*6月
オペラ座の怪人@名古屋×3
Tell me on sunday@新国立劇場 小
下半期
*1:ちなみにこの時はセクゾンファンミを蹴ってまで名古屋行きを選んだので、突然逃げられた時はベコベコに凹んだ。しかし流石にもう笑って話せるようになったので、頭のおかしい四季ヲタエピソードとして開き直っていく所存
王子とこじき@ルネこだいら 小平市民文化会館 2016-12-25
デュデュッッデュッデュッデュッデュッデュッデュッッッッデューーーン!
※戦闘シーン開始の音楽
涼太マイルスが小松エドワードをお慕い申し上げまくっていて、私は「早く国へ帰って二人で暮らせよ」としか言えなくなっているのであります
— @hksw01 (@hksw01) 2016年12月25日
デビュー当初は硬派な印象だった涼太マイルス。振り返ってみると、今は柔らかくなっている気がいたします。
エドワードを見る目の輝き方が凄い。それはもう愛おしそうに。誇らしげに。「お慕い申し上げている」感が凄くて言葉もしっくり来たため上のツイートに至った次第。国へ帰って二人で暮らせ。(数時間ぶりn度目)
関係性が、
涼太マイルス⇔エドワード
前はお互い対等なイメージで「戦友」的な雰囲気すら感じていたし、エドワードのことを甘やかさなそうな印象だったんだけど。
涼太マイルス⇒⇒⇒ ←エドワード
今こんなんでは?いつから?わりと9月にはこんな感じだったような気がしなくもない。
※個人の感想です。
目が爛々としている。何かしらキマってる目をしている。俺が守ってやらねばどうなるかわからんからな、の域は超えた。忠実なるしもべ。そして、それが満更でもなさそう。楽しそうで何より。
そしてそれに伴い、相対的に小松エドワードの「本来なら年相応に育つべき幼い子ども」としての側面も立つので、たまごボーロ案件です。たまごボーロ案件です。(大事なことなので)
でも某マイルス的ワンチャンはない。何故なら彼はアンパンマンだから。(違います)(違いますしこの日はアンパンマンみもなかったけれど、涼太マイルスの安心感は幼児向けヒーローのそれと似たところがあるかもしれないなとは思う。)
ふざけた感想しか書いてないのでおちょくってるように見えてしまうかもわからないけど、マイルスって何してもカッコ良いんだよね結局。私がマイルス信者なのもあるけど。 カッコいいんだよマイルス。正直羨ましい。
『王子とこじき』におけるヒール役の不在について
一応「悪」とされるのは宮廷側の方々だけど、当時の価値観からすれば彼らの言い分は至極真っ当だよな…とずっと引っかかってて。「恐れ多くも陛下、身なりと言っても“王”と“こじき”の身なりです」(ニュアンス)という台詞に関しては、今の価値観に当てはめてもその通りだと思っている。個人的には。(もっとも、ストーリー的に極端な例を挙げて子供に伝わりやすくしているだけかなとは思うけど)
悪役は、「先入観」や「集団心理」なんだよなぁ。誰とかではなく、人間の陥りがちな思考が問題とされている。と思う。
あと、近いところで言えば、JCSの群衆の役割なのかな、と。大印章ナンバーでの田中オレンジ女官さんの表情が、JCSスーパースターの柵作って群衆がヤバイ表情してるアレを思い起こさせたので、なんとなくそれを連想した。
ところで、前田エドワードがまだ来ない。年明け来る?白倉マイルスと一緒にお稽古してるパターンでしょうか。
そして、おじこじ小平をもって観劇納めです。
ありがとう、2016おじこじ。ようこそ、2017おじこじ。凱旋公演待ってるね。(諦めの悪いヲタク)
以上です。
王子とこじき@小美玉市四季文化館みの〜れ 2016-12-24
久々のおじこじ。
久々すぎてもうおじこじおばさん名乗れないなと思ってたけど、やっぱりおじこじ大好きだなと改めて思ったおじこじ大好きおばさんなのであった。
会場が森の中。
会場を出ると、何故か牧場の匂いが漂ってきた。「内に緑の豊かな牧草を食む〜(ニュアンス)」的なエドワードの演説を地で行く。
小松木内ペアで凄いなと思うのはビジュアルも似てるけど歌声も、例えば同じ声帯を全く異なる環境で育てる実験をしたらああなるのではないかとすら思えてくる感じ
— @hksw01 (@hksw01) 2016年8月14日
これと合わせて、健康的でハツラツとした木内トムと体弱そうで儚げな小松エドワードの対比が。改めまして、最高だ。
同じ肉体に対してそれぞれのバロメーター両極に据えました感が、最高だ。
2人とも、物言いが小学生男子っぽくなった?と感じた。より男の子らしく。
小松エドワード
「寄ってたかって無礼を働こうと〜」のくだり、どう頑張っても泣いてしまう…あんなに必死で涙こらえて虚勢張って…強くなってしまった、強くならざるを得なかったエドワードの人生。泣く。
王子の部屋でトムが心底羨ましそうにはしゃぐ様子を見ているときの小松エドワードが、やっぱり切ない。家族と滅多に顔も合わせられないようなお城で、豪華な部屋がいくらあっても何の意味を成さないんだろうな、エドワードにとっては。と、はしゃぐトムを横目に、悲しそうに微笑んでため息をつくエドワードを見て思う。
小松さんちょっと台詞が言いづらそうに聞こえたけど、歌はハリのあるビームのような、そして気高く高貴な歌声。好き。個人的には最後に小松エドワードを観たのが青森で、声が辛そうだったので、久々にハイビーム聴けて嬉しかった。そうだ、ハイビームだ。自分の中でしっくりくる表現が見つかった。
木内トム
木内トムは相変わらず天真爛漫で、見てるだけで元気になれる🌞一家に一人、木内トム。世界平和。
「わからないなァ〜〜〜君は!!」とかの言い方は、天才のそれ。あともう一つ気になったところあったんだけど忘れた。
戴冠式で台に登って二人のそっくりな容姿を皆んなに見せるシーンの前(「よいぞ、トム」のあたり)、エドワードがスッと手を差し出して、それを見るトムの顔がハッとして。これから何をしようとしているかを、全て反射で理解したような表情をしていて。二人は性格や身分が正反対でありつつも、ここ!というところで似ていたり共鳴したりするところが熱い。トムエド万歳。
木内トム、コミカルさが増した分ちょっとアホっぽくなったようにも感じたけど、やっぱり賢い子だなと改めて。
涼太マイルス
涼太マイルス元気いっぱいで語弊を恐れず言うとアンパンマンみたいなんだけどどうして?
— @hksw01 (@hksw01) 2016年12月24日
1幕の涼太マイルスが謎に元気いっぱい勇気りんりんでCV.戸田恵子か。
ちなみに2幕はアンパンマンではなかった。ちゃんとカッコよかった。さしずめ食パンマンといったところだろうか。
それはいいとして(笑)、マイルスナンバーが素敵。目に映る憧憬。早く国へ帰って二人で暮らせよ、と数ヶ月ぶり何度目かのツッコミを脳内で飛ばす。
「実は信じられないのです」のくだり、エドワードもそれに気付いているであろうことを、マイルスも織り込み済みで答えたように感じたのは何故だろう。そして、小松エドワードも答えはわかっていて、敢えて尋ねた。ように感じた。抜群の信頼関係、泣ける。早く国へ帰って二人で暮らせよ。