オペラ座の怪人@名古屋 2016/6/11S
涼太ラウル
涼太ラウル、マネ2♪あいつは天使ではない〜の時にクリスを言い含めるのではなく「おいたわしや…」感というかクリスが大好きなファントムの本性を知ってショックを受けていることをきちんと理解してあげてて心から労わるような優しさに溢れた歌い方をするので包容力バロメーター振り切れて壊れる勢い
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
そして、そこまで人の痛みを汲み取ってあげることのできる涼太ラウルはその後の人生もそうやって生きていっただろうから、さ、ね………つら………今日プロローグのおじいちゃんラウルが少し怖くて、鬼気迫る感じだったから、尚更つら………
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
ファントムとクリスのキスシーンの時の涼太ラウル、顔を反らしたと思ったら一瞬また顔を歪めながら2人の方を振り返ってて(すぐまた反らしたけど)、本当はクリスの決死の覚悟を目を反らさずに受け止めたかった(けど酷すぎて反らしてしまった)のかなぁ…と思えて死ぬほど辛かったしちょっと泣いた
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
涼太ラウルがファントムの「え〜ら〜べ〜」で一瞬ガタッと暴れるやつも、縄にかかって今にも殺されそうな自分のことなんかよりもクリスに残酷な選択を迫るファントムへの怒りと残酷な選択を迫られたクリスへの憐れみの気持ちが先行していてそのナチュラル自己犠牲というか人の痛みがわかる感じ、泣く
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
これは未熟でコドモな久保クリスが悟ったように覚悟を決める様子も相まって…相乗効果で凄いことになってた
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
あと縄を解かれて「出て行け」って言われたときに全てを悟ったように精悍な表情を浮かべるのほんと、ね………
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
「涼太ラウル大人びたな」の一言で済ませてきた色々を言語化できるようになったくらいには冷静にみれるようになった、気がする
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
辻カーラ
辻カーラカデンツァ元に戻った?
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
辻カーラのTOM後のキレ芸のキレが増して「え↑ぇ↑〜〜〜〜〜よくある異常なことなのよ」って超トーン上がるし「行きましょう♡」微笑むから強がりなお局感ぎゅっと詰まってて◎
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
辻カーラは繊細な強がりさんだから守ってあげたくなる。
辻カーラは声通るけど他と混ざるべき箇所はきちんと混ざるからすごい
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
りゅーじ鞭男さん、カーラがアンドレに投げキスするやつに対して何だか傷ついてシュンとしてるように見えた、可愛い
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
橋元ブケーの「悪ふざけだわ〜」でチッうるせえBBAに見つかっちまった感出してくるやつ好き
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
サトケイフイルマン、マネ1序盤はカーラのこともクリスのことも女ってやつは…的な小馬鹿にした歌い方するし彼がテンション上がるのって経営的に不利益を被る時か利益になりそうな時ぐらいだから冷徹でクールな印象が強いけどだからこそ目線リレーでぷいっとしたりカーラの爆音に仰け反るの超可愛い
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
よね
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
賀山アンドレは稼業も継がずに好きなことを仕事にした的な話をアルプで賀山さんがしてたような気がするんだけど(うろ覚え)、結局やってることと言ったら我儘プリマドンナの太鼓持ち芸人だから賀山アンドレまじで賀山アンドレ
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
久保クリス
久保クリスはエンジェルの声がするとパァッとなるのはもちろんのこと、本性を知って怯えてても「あの声…」ってなった途端に夢の世界へ意識ビューンぶっ飛ぶし墓場でもようやく親離れの決意を固めたところにエンジェルの声がしてまた夢の世界へ意識ビューンだし→
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
→ドンファンも、あのパフォーマンスはエンジェルの声が響いている中だからこそなのかなと思っているので、つまり、テレビショッピングで1000万円する怪しい壺が売られててもそれを紹介してるのがエンジェルの声だったら久保クリスは買っちゃいそうだよねって
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
俗っぽい表現しか出来なくて申し訳ないんだが久保クリス好きです
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
PONRの話でいうと久保クリスはすっかりアミンタに入り込んで陶酔しきっている分仮面の冷たさに気付いた時の動揺が凄くて、今日は歌うのも忘れるくらいだった(「……恋の…炎……燃え………」って上の空すぎて歌ってる場合じゃないくらいそのワンフレーズで様々な感情が駆け巡っているようだった)
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
指輪を返す時の久保クリス、安心したみたいに微笑んだ、ように見えたんだけどどうかな、見え辛い席だったので詳細はわからない。でもファントムがアイラブユーを言葉にできたことにホッとしたような印象を受けた。高井ファントムもその辺ドライだから完結がとても綺麗だった
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
そして全てを1人で背負い込むラウル…(ふりだしに戻る)
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
久保クリス、デビュー当初は爆裂おてんばフルスロットルクリスちゃんだったけど徐々に落ち着いて馴染んできたように感じる、んだけどこれよく考えたら大体普通の人は逆なのでは…?w まあクリスというキャラ的には今の方が正解なんだろうけど、久保さんほんといろいろと凄い
— @hksw01 (@hksw01) 2016年6月11日
ただ、「直感で生きる女」感は増したかもしれない。
対佐野ファントムのときはもう少し複雑で湿度高めだった気がする。(けどそれももう半年近く前なので何とも)
高井ファントムと久保クリスの組み合わせは密かに心待ちにしていたんだけど、やはり墓場での圧倒的な共鳴っぷりが凄い。
その墓、動くんじゃねえかな?って。
振動で。
キャラとしては、お互いがお互いに片想いしていたような印象を受けた。
2人ともズレた方向に。
理想を思い描きすぎていた、というか。
「なんか…ちょっと…違ったかもね…(気まずい空気)」的な。
「でも、あなたとのこと、後悔してないよ…」的な。
最後には本質的な部分もお互い分かり合えたのかな〜と思った。
後腐れもなく。
(クリスは多少引きずっただろうけど)
てなわけでスッキリとした気持ちで終演しました☄
以上です。
あと今週のキャス変で某贔屓が入りましたが
このすれ違いのタイミングであらふぉ〜名古屋散歩してくれていることを祈る。頼む。
オペラ座の怪人@名古屋 2016-5-28 〜久々の山本クリス〜
とりあえずWSSを経た山本クリスが性格変わったりとかしてなくて良かった。(心配性)
あ、でもWSSを経て高音が更に強化されて気持ちよく響いてた。
マリアはハイトーンばっかりだもんね。
1ヶ月ぶりの現場 2ヶ月ぶりのオペラ座 pic.twitter.com/yrEgIsV7Vh
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
(これを機に現場卒できるかもとかちょっと思ったけどまあ無理だったよね)
高井ファントム
MOTNでうっとりしてたら空に高く〜↑と赴くまま〜↑で裏返ってヘッ?!となったw 突っ切るか裏行くかで迷ったように聴こえたのとラスト不協和音でなく綺麗なハーモニーになった、でもそれ以外のところは素晴らしくての………歌声がシュルシュル〜っとパパの残像を創り出してクリスを誘っている様
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
PONR、高井ファントムはあまり強く引っ張らないからクリスが導かれる感じになるのが逆にクリスの「どうして?」という哀しさを色濃く感じさせられてつらかった
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
叶恭子さんも「“何をするか”は大切ですが、“何をしないか”も大切です」と仰ってたけど(うろ覚え)、
高井ファントムはその“何をしないか”でその人となりが如実に表れるなと感じました。
(どうでもいいけど前回観た時の記事を読み返したら「たかいじんって平仮名で書くとやしきたかじん感ある」などと書いていて己の人間的な進歩のなさを痛感した。)
そういえば辻カーラのカデンツァのキーが上がった(というか河村カーラと同じ)になったのはいつから?凄く綺麗だった!あとドンファン稽古カーラの「♪高いツケ払った〜〜〜!」にピアンジの被せが入ったのはいつから?(浦島)
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
いつから?あれ?前からそうだったっけ?
カデンツァの方は前回は吉田カーラと同じキーだったので変えたんだと思うんだけど、ピアンジの被せって前は入ってなかったよね?
ななちゃん久しぶり、今日も可愛いね pic.twitter.com/xgIfb2I7vS
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
奈々違いです。
支配人の人々
サトケイフィルマン、ハンニバルで象が出てきた瞬間軽く狼狽えたように二度見してたのなかなか萌えたわ
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
ハンニバルで賀山ンドレがマダムに挨拶した後に「やれやれ…」みたいな態度になるやつ、もしかしたらマダムが厳格な人であることは界隈では有名な話で芸術方面に長けてるアンドレ的にも既知の事実だったからかな、と思って勝手に1人でなるほど💡ってなった
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
賀山ンドレ超素直で可愛いよね…にこやかに「世界中〜♪」歌った後カーラの顔見た瞬間真顔になるし(笑)
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
賀山ンドレ、フライング拍手とタバコの対応が超怖い(タバコ咥えた瞬間「💢」って指差すの中々おっかないよね?!)けどなんか憎めないんだよな…マネ1の「夕べは素敵な舞台 クリスティーヌは素晴らしい」で素直に嬉しそうにしてるのも可愛い。どこの骨の馬ともわからない怪人からの手紙なのに笑
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月29日
賀山アンドレとサトケイフィルマンの“実家が近いだけでそこまで仲良いわけではない幼馴染”的な雰囲気はどこから来ているのか。仲良いわけではないというか、2人ともクールだし飲みに行って熱く語り合うとかは絶対しなさそうだけどなんだかんだで気が合いそう感。テンションが同じ。
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月29日
小学生の時分に遊戯王カードで遊ばせたら「俺のターン!ドロー!」などとキャッキャするのでなくどうやったら勝てるのかを考察して真剣に淡々と議論してそうなイメージ
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月29日
要するに陰キャが大人になって稼ぐようになって市民権を得た的な(酷い)
山本クリス
山本クリスのアミンタは舞台人としての覚悟の据わった様子を強く感じていたけど、今日はエリッサのところからその鱗片というかダイヤの原石みを感じた。もちろん技術的なこともだけどそれ以上に言葉の表現が丁寧で歌詞がスッと入ってくるようになって、この子は…この子はヒロインですわ…ってなった
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
山本クリスの役を生きている感じ、好き。(「山本さんがクリスを生きている様子」ではなく「山本クリスがエリッサやアミンタを生きる様子」の話)(ややこしい)
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
久保クリスの後、山本クリスは彼女と逆でラウルの前では少女になりファントムの前では聖母になるのかなと気付いたんだけど、山本クリスは怪人の前では背伸びをしていたのかもしれないなと思った。認められたくて。お稽古頑張って。そこで幼少の時に出会った幼馴染ラウルが現れて無邪気な頃を思い出し→
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
→少女に戻るけど「子供の頃の私達じゃないのよ」と言うわけで…でも背伸びをしてまで追い付きたかった怪人が怪人で(語彙)、戸惑ったろうなぁと…。屋上は怯えた少女のようではあるけど「あの声は全てを包み」の前からもう同情モードが入っているように見えるのでやっぱり聖母体質なのだろうと思った
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
関係ないけどイルムートで殿様が手の甲にチュッするのを目撃したときにクッションで顔を隠す山本フィーモはどう考えても可愛いが過ぎる
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
シャンデリアが落ちてくるのを逃げもせず見つめているクリスティーヌはなにを考えていたんだろうな…と思ってしまう。聖母み強めの山本クリスだと特に。
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
あと、ラスト地下の吊られてるラウルの前で通せんぼ(言い方)する時の印象が変わった。
山本クリスはどちらかというと「ラウルを守る」というより「ファントムの暴走を止めたい」という思いを感じてたんだけど(意識が前方に(ファントム側に)あるから)、
高井ファントムがわりかし冷静で粛々と目的を遂げようとするからか、山本クリスもラウルを守ることに意識が行っているように感じた。
(ファントムとクリスの距離が離れていたのもある。)
あれは周りが見えなくなる系ファントムだからこそ、ファントムを思い遣る仕草に見えた(してた?)のかなと気付いた次第です。
あと山本クリスはファントム派とかラウル寄りなどの括りには入らないかなと思ってる。
それぞれの前での在り方が違うから。
まあ一般論として無邪気な振る舞いというのは慈しみ等よりもハッキリとしていてわかりやすい感情だと思うので、ラウルの前では少女な山本クリスをラウル寄りに感じる人は多いのかもわからん。
推しキャラしか観てない人は尚更そうなのだろう。(かくいう私もそうだった)
久保クリスに出会ってからクリスティーヌに感情移入出来るようになってオペラ座が俄然楽しくなった…超楽しい…
— @hksw01 (@hksw01) 2016年5月28日
楽しいで〜〜〜〜〜す✌🏻️✌🏻
血の匂いのする映画『ディストラクションベイビーズ』感想
観てきた。ディスベ。
ネタバレるかも。
パンフとか読んでないのでとんちんかんなこと言ってるかも。
(ブログまで分けると面倒くせえなってことがわかったのでこのブログはジャンルごちゃまぜで行くことにした)
まあ、暴力しかない。
でも、明確に一線を越えるのは那奈だけで。
クズだけどそんなつもりはなかったはずの那奈が。
意志を持って、2度。
裕也に対しては「転落」という表現はしっくりこないかな私は。
それだけ、彼の中の秩序が消失していく様子が自然だった。
当然の成り行きというか。
秩序の「崩壊」というよりは「消失」。
どこにでもいるちょっと危なっかしい子の、頭のネジが外れただけのような気がする。
裕也が小物であれば小物であるほど那奈の人でなしっぷりが輝くので、そういう意味では裕也はステンレスよりも軽くて弾力性のあるゴミクズだし那奈は人間の業をかき集めてヒトの形に練り固めた鋼塊みたいなやつだと思う。
しかしステンレスはステンレスなりに暴力では発散することのできない「満たされない承認欲求」を抱えていることに観客がほんのり気付かされるようなシーンがあり。
全編を通して暴力でお届けされる映画だからこそ、そうした些細な“揺れ”にハッとさせられる。*1
もしかしたらあのシーンがなければ別にあの役は菅田将暉でなくでも良かったのだろうと思うし、逆にあのシーンがあるからこそ“菅田将暉による裕也”であることがもう超正解!!!!大正解!!!!!という気持ち。
あと「でっかいことやれるやろ!俺らなら!」(ニュアンス)的な青春映画にありそうなセリフをあの状況で裕也が言うと爽やか犯罪ロードムービー的カオスな空間が出来上がっていて大変興味深かった。すごい皮肉。
で、でっかいことやれるやろ俺“ら”、と宣った裕也がやったことと言えば非力な女を襲うことくらいだからまじで裕也のクソスキル高すぎ。
そして那奈の人でなしっぷりはむしろ後光が差しそうな勢いでクソい。
というか怖い。
あの映画の中で一番恐ろしい。
(泰良は「恐ろしい」という規格からは外れている気がするので除外)
劣悪な環境で育ったのだろうとは想像がつくけど、その上に天性の狡賢さと冷徹さと激情を兼ね備えてしまったモンスターというか。
瀕死の裕也を痛めつける野蛮さはもちろんだけど、それよりも、病院での事情聴取の際に見せたあの表情。
警察の人にはわからないくらいの薄っすらとした笑み。
裕也を「死んじゃった子」と呼ぶ、命の重さを感じさせない軽さと渇いた声。
(もちろん裕也はそのような仕打ちを受けるだけの悪行をしたが)
那奈と泰良は別のベクトルに同じ数値分ヤバい奴だと感じたんだけど、2人の違いは「自覚があるか否か」かなと思う。
那奈は、多分、わかってる。わかってやってると思う。
泰良は生きてる世界線が違いすぎて。
悪いことを悪いこととして自覚してないというか彼の中では別になんてことない行動なのかな的な。
呼吸するように暴力する。
常識が“欠けている”とかではなく、常識が“違う”。のかな、と。
次元が違う。
その計り知れなさが、見る人によってはとてつもなく強そう*2に見えるのかもしれないし裕也にはそう見えたのかな。
泰良の威を借る裕也。
裕也の承認欲求の表れというか
寂しい子だな、と。
あ、いや、
美化するの癖だからクソいキャラにも人間的な一面や弱みを見出そうとしてしまうけど裕也はクズです。
というわけで1回見ただけなので記憶があやふやだったりするけどディストラクション感想でした。
面白かったです。
以上。